呪術廻戦の中で、敵・夏油(羂索/けんじゃく)が使用する技「うずまき」は、一部の読者から「パクリ」との声が上がっています。
この記事では、その「うずまき」の元ネタや能力、そして「パクリ」との声についての詳細を解説します。
「うずまき」の能力とは?
「うずまき」という技は、どのような能力を持っているのでしょうか。
夏油が使用するこの技の詳細を見ていきましょう。
呪霊操術の奥義
「うずまき」は、夏油傑が使用する「呪霊操術」の奥義であり、彼は降伏させた呪霊を体内に取り込み、必要に応じて操ることができます。
「うずまき」の真の能力
夏油が「うずまき」を使用することで、取り込んだ呪霊の術式を抽出することができます。
これにより、彼は複数の術式を持つことができます。
「うずまき」とは、夏油傑が使用する「呪霊操術」の奥義で、彼は降伏させた呪霊を球状にして体内に取り込み、必要に応じて取り出し自在に操ることが出来ます。
所有する無数の呪霊をひとつにまとめ、超高密度の呪力にして放つ技が「うずまき」であり、夏油が取り込んだ呪霊は6,400体以上と言われています。
「うずまき」の真の使い方として、準1級以上の呪霊を使用した時に可能な「術式の抽出」があり、作中では真人がうずまきに取り込まれ、真人の術式「無為天変」を夏油も使えるようになる描写があります。
この能力により、夏油は複数の術式を持ち、それを自由に使いこなすことができる。
「呪術廻戦」の世界では、術式は「一人につきひとつだけ」という原則がありますが、この「うずまき」を使えば、ひとりで術式を複数持つことができるのです。
これは他の呪術師にはない特異な能力であり、夏油の技法の幅を大きく広げています。
また、夏油が「うずまき」で手に入れた真人の術式「無為転変」は、相手に触れることで魂に直接干渉し、相手の肉体を自在に作り変える強力な技です。
この技を駆使して、夏油は日本全土を対象に「天元様との同化」「強制的な人類の進化・呪力の最適化」を行おうとしています。
「うずまき」はパクリとの声
「うずまき」の技が登場した際、一部の読者からは「パクリ」との声が上がりました。
その背景とは?
伊藤潤二先生の「うずまき」との関連
夏油の「うずまき」は、伊藤潤二先生のホラー漫画「うずまき」のキャラクターの最期の姿が元ネタとされています。
伊藤潤二先生の「うずまき」は1998年~1999年に連載されたホラー漫画で、非常に人気があります。
呪術廻戦に登場した夏油の「うずまき」は、主人公・秀一の父親の最期の姿が元ネタと言われています。
この最期の姿は非常に有名で、多くの人がそれを認識しています。
連載時にはこのデザインがそのまま掲載されましたが、単行本では修正が加えられました。
また、単行本16巻のおまけページで、作者は「うずまき」が元ネタであることを認め、伊藤潤二先生への許可を取っていなかったことを謝罪しています。
現在は許可を取得しているとのことですが、掲載前に許可を取るべきだったとの意見も多く、この問題についての議論は続いています。
オマージュ・パロディの範囲
「うずまき」の技に関しては、オマージュやパロディの範囲内との擁護の声もあります。
しかし、どこまでがオマージュで、どこからがパクリなのかは難しい問題です。
夏油の「うずまき」が初めて登場した際、多くの読者から「パクリだ!」や「オマージュの範囲」「パロディと言えるのか?」といった様々な意見が飛び交いました。
一部のファンは「うずまき」のデザインが伊藤潤二先生の作品と非常に似ているため、パクリと感じてしまったようです。
一方で、呪術ファンからは「オマージュやパロディの範囲内」と擁護する声も多く、作者自身も伊藤潤二先生のファンであることを公言しています。
しかし、著作権はデリケートな問題であり、ファンをがっかりさせないためにも注意が必要です。
また、劇場版「呪術廻戦0」では「うずまき」の形状が変更されており、これについても様々な意見が出ています。
夏油が「うずまき」で手に入れた技は非常に強力であり、その能力と元ネタについての議論は続いています。
劇場版「呪術廻戦0」での「うずまき」
劇場版「呪術廻戦0」では、「うずまき」の技がどのように描写されているのでしょうか。
「うずまき」の形状変更
劇場版では、「うずまき」の形状が変更されており、伊藤潤二先生の「うずまき」との類似性が低減されています。
2021年に公開された『呪術廻戦0』では、クライマックスで本物の夏油が放つ「うずまき」が登場します。
劇場版の公開時には形状が修正され、全体のデザインが異なっていることが確認されました。
スクリーンであのおどろおどろしく迫力のある「うずまき」を見てみたかったですが、残念ながら幻となっています。
夏油の新たな技
劇場版での夏油の技や戦略についても触れてみましょう。
夏油傑(げとう すぐる)が使用する「呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)」の奥義(極の番/ごくのばん)としての「うずまき」は、夏油が降伏させた呪霊を球状にして体内に取り込み、必要に応じて取り出し自在に操ることが出来る技です。
所有する無数の呪霊をひとつにまとめ、超高密度の呪力にして放つ技が「うずまき」であり、夏油が取り込んだ呪霊は0巻の「京都・新宿百鬼夜行」のものも含め、6,400体以上と言われています。
また、夏油が「うずまき」で手に入れた真人の術式「無為転変」は、相手に触れることで魂に直接干渉し、相手の肉体を自在に作り変える強力な技です。
まとめ
「呪術廻戦」の「うずまき」は、多くの議論を呼び起こしています。
その背景や能力、そして劇場版での描写など、多角的にこの技を理解することで、より深く「呪術廻戦」を楽しむことができるでしょう。
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