2026年のおすすめアニメ映画総合1位は、劇場の映像と音響を生かした『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』です。
親子で観るなら『映画ドラえもん』、予習なしで楽しむなら『クスノキの番人』、公開予定作では『ワルプルギスの廻天』に注目です。
本記事では、2026年8月6日時点で確認できる公式発表と公開後情報をもとに、公開済み・公開予定のアニメ映画12本を比較します。
公開済み作品は「公開後評価」、未公開作品は予告編や公式資料をもとにした「期待評価」として区別しました。公開前の作品を、完成作を観たように評価することはしていません。
2026年おすすめアニメ映画ランキングの選定基準とは?
本ランキングは、興行収入やユーザー投票だけで決めた順位ではありません。
長年アニメ映画を観てきた経験をもとに、「配信を待つより、映画館で観る意味があるか」を中心に評価しました。
主な選定基準は次の5項目です。
- 大画面と音響が作品の魅力を高めているか
- シリーズ初心者でも物語へ入りやすいか
- 映像表現や題材に、その作品ならではの個性があるか
- シリーズや原作にとって重要な一本か
- 鑑賞後に語りたくなるテーマや余韻があるか
公開済み作品についても、本記事では筆者が全作品を劇場で実見したとはしていません。
公式情報、公開後に確認できる上映情報、発表済みの興行データなどを整理し、事実と筆者の評価を分けて順位を決定しています。
初心者向け度は、次の基準で判定しました。
| 初心者向け度 | 判定基準 |
|---|---|
| 非常に高い | シリーズ知識が不要で、一本だけでも物語を理解しやすい |
| 高い | 過去作を知らなくても楽しめるが、知っていると理解が深まる |
| 低め | 前作や主要人物の関係を知っているほうが楽しみやすい |
| 低い | 過去作の視聴が実質的に必要 |
2026年おすすめアニメ映画12選を一覧で比較
まずは、公開状況、初心者向け度、予習の必要性を一覧で確認しましょう。
| 順位 | 作品名 | 公開日 | 評価区分 | 初心者向け度 | 予習 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女 | 2026年1月30日 | 公開後評価 | 低め | 前作必須 |
| 2位 | 映画ちいかわ 人魚の島のひみつ | 2026年7月24日 | 公開後評価 | 高い | 不要 |
| 3位 | トイ・ストーリー5 | 2026年7月3日 | 公開後評価 | 高い | 不要 |
| 4位 | 映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城 | 2026年2月27日 | 公開後評価 | 非常に高い | 不要 |
| 5位 | 新劇場版 銀魂 -吉原大炎上- | 2026年2月13日 | 公開後評価 | 低め | 推奨 |
| 6位 | 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉 | 2026年8月28日 | 公開前の期待評価 | 低い | 必須 |
| 7位 | クスノキの番人 | 2026年1月30日 | 公開後評価 | 非常に高い | 不要 |
| 8位 | 映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション | 2026年7月31日 | 公開後評価 | 非常に高い | 不要 |
| 9位 | ミニオンズ&モンスターズ | 2026年8月7日 | 公開前の期待評価 | 非常に高い | 不要 |
| 10位 | 劇場版 僕の心のヤバイやつ | 2026年2月13日 | 公開後評価 | 高い | 不要 |
| 11位 | 花緑青が明ける日に | 2026年3月6日 | 公開後評価 | 非常に高い | 不要 |
| 12位 | ALL YOU NEED IS KILL | 2026年1月9日 | 公開後評価 | 高い | 不要 |
総合順位だけで決めたくない方は、次の選び方が近道です。
| 重視する条件 | おすすめ作品 |
|---|---|
| 映画館の迫力を優先 | 閃光のハサウェイ キルケーの魔女 |
| 親子で安心して選ぶ | 映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城 |
| 予習なしで人間ドラマを楽しむ | クスノキの番人 |
| かわいさと不穏さを味わう | 映画ちいかわ 人魚の島のひみつ |
| シリーズの重大な続きを観る | ワルプルギスの廻天 |
| 短時間で濃いSFを楽しむ | ALL YOU NEED IS KILL |
公開日、上映時間、上映館、上映形式は変更される場合があります。鑑賞前には、各作品の公式サイトと利用する劇場の最新スケジュールをご確認ください。
2026年おすすめアニメ映画ランキング1位~4位
1位:機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女
公開日:2026年1月30日/上映時間:108分/評価区分:公開後評価
おすすめ対象:重厚なSFや政治劇を映画館でじっくり味わいたい方
本作は、富野由悠季氏による小説を原作とした全3部作の第2部です。
地球連邦政府へ抵抗する組織「マフティー」のリーダーとなったハサウェイ・ノアを中心に、理想を掲げて行動することの代償が描かれます。
主人公は連邦軍の英雄ブライト・ノアの息子でありながら、政府高官の暗殺を実行する側へ進みました。
この立場のねじれが、本作を単純な正義と悪の戦いでは終わらせない大きな要素です。
映画館で観る理由:巨大兵器の重量感と、人物の恐怖を音響で体感できるため
筆者は、戦闘の派手さだけでなく、静かな会話と突然始まる戦闘の落差を高く評価しました。
巨大なモビルスーツを格好よく見せるだけではなく、地上にいる人間から見た「巨大兵器の恐ろしさ」まで描こうとしている点が印象的です。
注意点:前作の視聴はほぼ必須
ハサウェイ、ギギ・アンダルシア、ケネス・スレッグの関係や、マフティーをめぐる政治状況は、本作だけで完全に把握するのが難しい構成です。
少なくとも2021年公開の『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は先に観ておきましょう。
初心者への開放性は低いものの、映像、音響、心理劇、シリーズ上の重要性を総合し、2026年の総合1位としました。
2位:映画ちいかわ 人魚の島のひみつ
公開日:2026年7月24日/上映時間:99分/評価区分:公開後評価
おすすめ対象:かわいいキャラクターと不穏な物語の両方を楽しみたい方
本作は、ナガノ氏による漫画『ちいかわ』で「セイレーン編」と呼ばれてきた長編エピソードを映画化した作品です。
原作者のナガノ氏が完全監修し、ちいかわ、ハチワレ、うさぎたちが島で大きな出来事へ巻き込まれていきます。
『ちいかわ』には、愛らしい日常のすぐ隣に、理由の分からない危険や理不尽さが存在します。
その落差を長編映画として味わえることが、本作の大きな魅力です。
映画館で観る理由:穏やかな場面から緊張感のある展開へ変わる空気を共有できるため
明るくかわいい作品だと思って観た方ほど、登場人物たちが迫られる判断の重さに驚くかもしれません。
子どもには冒険物語として、大人には「分かり合えない相手とどう向き合うか」という物語として届く二重構造があります。
注意点:見た目だけで完全に穏やかな作品だと決めつけないこと
過度に怖い作品ではありませんが、危機感や不穏さを含むため、小さな子どもと観る場合は作品の雰囲気を事前に確認しておくと安心です。
シリーズを知らない方にも関係性が伝わりやすく、観客の間口と作品の奥行きを両立した一本として2位に選びました。
3位:トイ・ストーリー5
公開日:2026年7月3日/上映時間:劇場案内で確認/評価区分:公開後評価
おすすめ対象:親子で楽しみながら、遊び方の変化について考えたい方
『トイ・ストーリー5』では、少女ボニーがタブレット端末「リリーパッド」に夢中になり、おもちゃたちとの遊びの時間が失われていきます。
ジェシーはウッディやバズとともに、ボニーの心を取り戻すために立ち上がります。
監督はアンドリュー・スタントン氏、共同監督はケナ・ハリス氏です。
長く続くシリーズが、現代の子どもを取り巻くデジタル機器と正面から向き合った点に、2026年らしさがあります。
映画館で観る理由:子どもと大人が異なる立場から同じ問題を受け止められるため
おもちゃで遊んできた大人には、かつて大切にしていた物を忘れる寂しさが伝わります。
一方、現在の子どもにとってタブレットは、単純に否定されるものではなく、身近な遊び道具です。
筆者は、本作の見どころは「昔の遊びは良かった」と懐かしむことではなく、おもちゃとデジタルのどちらも存在する時代に、遊ぶことの意味を問い直した点にあると考えます。
注意点:続編を作る必然性が厳しく問われる
シリーズは過去に何度も美しい別れや旅立ちを描いてきました。
懐かしいキャラクターの再登場だけでなく、現在だからこそ描ける物語を提示できているかが評価の分かれ目です。
4位:映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城
公開日:2026年2月27日/上映時間:102分/評価区分:公開後評価
おすすめ対象:親子で安心して楽しめる冒険映画を探している方
本作は、1983年公開の『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』を、現代の映像と構成で描き直した劇場版第45作です。
夏休みのキャンプ先をめぐって意見が分かれたのび太たちは、ドラえもんの提案で海の中へ向かいます。
「水中バギー」や「テキオー灯」を使って海底キャンプを楽しむなか、沈没船の発見をきっかけに、海底人の青年エルと出会います。
映画館で観る理由:暗く広大な深海の未知と、冒険の高揚感を大画面で味わえるため
海の底は美しいだけでなく、何が潜んでいるか分からない怖さもある場所です。
その暗さと広がりは、明るい場面が中心のファミリーアニメとは異なる没入感を生みます。
注意点:完全新作ではなく、名作の再構築であること
旧作を知る大人にとっては、思い出の場面を再確認するだけでは物足りない可能性があります。
筆者としては、再映画化で重要なのは映像をきれいにすることではなく、友情、勇気、文明への警鐘といった旧作の核を、現在の子どもへどう届け直したかだと考えます。
予習が不要で、子どもには新作、大人には世代をつなぐ作品として楽しめるため、親子向けでは最有力です。
2026年おすすめアニメ映画ランキング5位~8位
5位:新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-
公開日:2026年2月13日/上映時間:124分/評価区分:公開後評価
おすすめ対象:笑い、人情、迫力ある戦いを一度に味わいたい『銀魂』ファン
本作は、原作とテレビアニメで人気を集めた「吉原炎上篇」を、新たな劇場作品として再構築した一本です。
単純なテレビシリーズの再編集ではなく、新規映像や追加描写を含む映画としてまとめられています。
映画館で観る理由:笑いから重い人間ドラマへ切り替わる勢いと、殺陣の迫力を共有できるため
『銀魂』は、ふざけた会話を続けていた人物が、次の瞬間には他者のために命を懸ける作品です。
この感情の振り幅を、約2時間の映画として一気に体験できることが大きな魅力です。
注意点:人物への愛着が満足度を左右する
初見でも物語の大筋は追えますが、坂田銀時、神楽、新八たちの関係を知っているほうが、行動や言葉の重さを理解しやすくなります。
初心者向け作品というより、長くシリーズを追ってきたファンが、重要エピソードを新たな形で見届けるための映画です。
6位:劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉
公開日:2026年8月28日/上映時間:2026年8月6日時点で公式発表なし/評価区分:公開前の期待評価
おすすめ対象:テレビシリーズと『叛逆の物語』を見届けたファン
本作は、2013年公開の『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』に続く正統続編です。
総監督は新房昭之氏、脚本は虚淵玄氏、キャラクター原案は蒼樹うめ氏、アニメーション制作はシャフトが担当します。
公開日は2026年8月28日です。
本記事の基準日である8月6日時点では未公開のため、6位は完成作の評価ではなく、公式発表と予告映像から判断した期待順位となります。
映画館で観る理由:独特な異空間表現と音楽、長年続いた物語の転換点を大画面で確認できるため
シリーズでは、鹿目まどかと暁美ほむらの願いが、世界の仕組みそのものへ影響を与えてきました。
新作でも、個人の願いが救いになるのか、それとも別の誰かを縛るのかという問題が中心になると考えられます。
注意点:予習は必須
テレビシリーズだけでなく、『[新編]叛逆の物語』まで観ていない場合、人物の立場と世界の状態を理解するのは困難です。
物語の着地に説得力があれば年間上位へ浮上する可能性がありますが、公開前の段階で断定的な評価はできません。
7位:クスノキの番人
公開日:2026年1月30日/上映時間:113分/評価区分:公開後評価
おすすめ対象:シリーズ物ではない、落ち着いた人間ドラマを観たい方
本作は、東野圭吾氏の小説を初めてアニメーション映画化した作品です。
願いがかなうと伝えられる不思議なクスノキと、その番人を任された青年を中心に、家族が残そうとした思いが描かれます。
映画館で観る理由:静かな映像と音の余白に集中し、人の記憶や後悔を受け止められるため
派手な戦闘や大規模な冒険を見せる作品ではありません。
しかし、言葉にされなかった思いが少しずつつながっていく人間ドラマは、暗い客席で集中して観ることで印象が深まります。
注意点:刺激の強い展開を求める方には穏やかに感じられる
上位のSF作品ほど、映像や音響の迫力を前面に出した映画ではありません。
一方で、過去作の知識を必要とせず、アニメを普段あまり観ない方でも一本の映画として入りやすい点は大きな強みです。
2026年は続編やシリーズ物が多いため、このような単独完結型の人間ドラマは貴重だと感じました。
8位:映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション
公開日:2026年7月31日/上映時間:101分/評価区分:公開後評価
おすすめ対象:夏休みに家族で笑いと冒険を楽しみたい方
劇場版第33作となる本作は、秋田県と妖怪の国を舞台にした野原一家の冒険です。
大曲の花火大会を見るため、ひろしの故郷である秋田へ向かった野原一家が、妖怪をめぐる騒動へ巻き込まれます。
2026年7月31日の公開から8月2日までの3日間で、観客動員44万人、興行収入5億3,000万円を記録したことが公式に発表されました。
上映館は370館で、夏休みのファミリー映画として好調なスタートを切っています。
映画館で観る理由:大曲の花火と妖怪世界の色彩を、家族で共有できるため
帰省、祖父母、花火、妖怪という組み合わせには、日本の夏休みらしい懐かしさがあります。
野原一家のいつもの安心感があるため、非日常の世界へ入っても子どもが物語を追いやすい点も魅力です。
注意点:シリーズの安心感を重視した構成
新しい映像表現や複雑な脚本を求める方より、笑いと家族のつながりを楽しみたい方に向いています。
公開後の数字も踏まえると、親子向けの選択肢としては順位以上に有力な一本です。
2026年おすすめアニメ映画ランキング9位~12位
9位:ミニオンズ&モンスターズ
公開日:2026年8月7日/上映時間:2026年8月6日時点で劇場案内を確認/評価区分:公開前の期待評価
おすすめ対象:家族や友人と、難しく考えずに笑いたい方
本作は、1920年代のハリウッドを舞台に、ミニオンズが映画作りへ挑戦する長編アニメです。
映画制作に夢中になったミニオンズが本物のモンスターを呼び出し、街を巻き込む騒動を起こします。
2026年8月7日に公開予定で、本記事の基準日の翌日に公開を控えています。
映画館で観る理由:映画作りを題材にした騒動と、大人数で笑う楽しさが作品に合うため
ミニオンズは、長い説明を理解しなくても、動き、表情、失敗の連続だけで楽しめるキャラクターです。
小さな子どもやシリーズ初心者でも、物語へ入りやすいでしょう。
注意点:人物の深い心理劇を求める作品ではない
複雑なテーマよりも、テンポの良い笑いと視覚的な楽しさを優先したい日に向いています。
公開前のため完成作への評価はできませんが、夏休みの娯楽映画として高い開放性を持つと期待しています。
10位:劇場版 僕の心のヤバイやつ
公開日:2026年2月13日/上映時間:101分/評価区分:公開後評価
おすすめ対象:市川京太郎と山田杏奈の関係を、映画館で振り返りたい方
本作は、テレビアニメシリーズを市川の視点から再編集し、第2期後の新作映像を加えた青春ラブコメディです。
姉・香菜のライブや、山田との新たな場面も描かれます。
映画館で観る理由:視線や沈黙といった細かな感情の変化へ集中できるため
本作の魅力は、大きな事件よりも、近づいたり離れたりする二人の距離にあります。
言葉にできない気持ちが、表情や間によって少しずつ伝わる作品です。
注意点:完全新作映画ではなく、再編集部分を含む
初めて観る方には、二人の関係をまとめて知る入口となります。
一方、テレビシリーズを何度も観ている方は、新作部分の量だけを期待すると物足りなく感じる可能性があります。
映画館で二人の歩みを最初から振り返りたいファン向けの一本です。
11位:花緑青が明ける日に
公開日:2026年3月6日/上映時間:76分/評価区分:公開後評価
おすすめ対象:シリーズ物ではないオリジナルアニメ映画に出会いたい方
本作は、四宮義俊氏が原作、脚本、監督を手がけたオリジナル長編アニメーションです。
創業330年の花火工場「帯刀煙火店」を舞台に、伝統ある家業の中で育った若者たちが、自分の人生と受け継ぐ役割の間で揺れます。
フランスのMiyu Productionsとの日仏共同製作で、上映時間は76分です。
映画館で観る理由:花火の光と色彩、静かな青春の感情を短い時間へ凝縮しているため
続編でも再映画化でもない作品を映画館で選ぶことには、少し勇気が必要です。
しかし、知らない物語と出会えることこそ、映画館へ足を運ぶ楽しさの一つでもあります。
注意点:知名度や上映規模だけで判断しないこと
大規模シリーズと比べると、情報量や話題性で見落とされやすい作品です。
筆者としては、2026年を後から振り返ったとき、こうしたオリジナル作品が映像表現の面で再評価される可能性に注目しています。
12位:ALL YOU NEED IS KILL
公開日:2026年1月9日/上映時間:85分/評価区分:公開後評価
おすすめ対象:短めの上映時間で、緊張感のあるタイムループSFを観たい方
本作は、桜坂洋氏の小説をSTUDIO4℃がアニメーション映画化した作品です。
同じ時間を繰り返す戦場で、リタとケイジが死と再生を重ねながら、状況を変える方法を探します。
原作はハリウッドでも実写映画化されましたが、本作はアニメーションならではの色彩と画面設計で物語を描きます。
映画館で観る理由:反復する戦場の変化と、追い詰められていく感覚へ集中できるため
最初は攻略方法を探すゲームのように見えた時間の反復が、次第に逃げ場のない孤独へ変わっていきます。
同じ出来事が繰り返されても、人物の知識と感情は積み上がっていくため、観客の見え方も少しずつ変化します。
注意点:一般向けの知名度や上映規模では上位作に及ばない
12位は作品の質が低いという意味ではありません。
むしろ、短い上映時間で密度の高いSFを探している方には、ランキング以上に相性の良い一本です。
2026年のアニメ映画は誰と観るかでどう選ぶ?
2026年のアニメ映画は、総合順位だけでなく、鑑賞相手と求める気分から選ぶと失敗しにくくなります。
| 鑑賞スタイル | おすすめ作品 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 親子で観る | ドラえもん、クレヨンしんちゃん、トイ・ストーリー5 | 予習が不要で、世代を問わず物語へ入りやすい |
| 友人と楽しむ | ミニオンズ、銀魂 | 笑いや盛り上がりを共有しやすい |
| 一人で没入する | 閃光のハサウェイ、ALL YOU NEED IS KILL | 映像、音響、世界観への集中が満足度につながる |
| アニメ映画初心者 | クスノキの番人、花緑青が明ける日に | シリーズ知識がなくても一本で鑑賞できる |
| シリーズファン | ワルプルギスの廻天、銀魂 | 過去作の積み重ねが感情の重さにつながる |
親子で迷った場合は、『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』が最も選びやすい作品です。
予習が不要で、子どもには海底冒険、大人には旧作との違いという、それぞれの楽しみ方があります。
一人で静かに没入したい方には、『閃光のハサウェイ』または『ALL YOU NEED IS KILL』が向いています。
同じSFでも、前者は政治と人間関係を含む重厚な物語、後者は短い時間に集中したタイムループ物です。
筆者としては、人気順位を見る前に、予習に使える時間と、鑑賞後にどのような気持ちになりたいかを決めることをおすすめします。
明るく笑いたい日に重い作品を選ぶ必要はありません。反対に、じっくり考えたい日に、知名度だけでファミリー向け作品を選ぶ必要もないでしょう。
2026年アニメ映画の特徴は続編より「更新」にある
2026年のアニメ映画には、続編、再映画化、人気エピソードの再構築が目立ちます。
ただし、単純に新しい企画が減ったと見るだけでは、今年の特徴を十分に捉えられません。
『トイ・ストーリー5』は、おもちゃがタブレットに遊び相手の座を奪われる時代を扱います。
これは過去の人気キャラクターを再登場させるだけでなく、シリーズの中心テーマである「子どもとおもちゃの関係」を、現在の生活に合わせて更新する試みです。
『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』は、1983年の物語を現在の子どもへ届け直しました。
『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』も、すでに知られた人気編を、劇場で一本の物語として体験できる形へ組み直しています。
筆者は、再映画化や続編を評価するとき、懐かしいかどうかよりも、「今この物語を描き直す理由があるか」を重視しています。
映像だけを新しくしても、物語の見え方や現代の観客へ届く意味が変わらなければ、新作としての価値は弱くなります。
一方で、『花緑青が明ける日に』のような完全オリジナル作品や、『クスノキの番人』のように小説を新たにアニメ化した作品も公開されました。
大規模シリーズが観客を映画館へ呼び、オリジナル作品が表現の幅を広げる。この両方が存在することが、2026年のアニメ映画の面白さです。
2026年おすすめアニメ映画ランキングは今後変わる?
本記事の順位は、2026年8月6日時点のものです。
8月7日には『ミニオンズ&モンスターズ』、8月28日には『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』の公開が予定されています。
特に『ワルプルギスの廻天』は、完成作の内容によって順位が大きく変わる可能性があります。
長期間待たれてきた続編であるため、公開直後には強い注目を集めるでしょう。
ただし、公開前の期待が高いことと、作品として長く評価されることは同じではありません。
過去作で生まれた問題へ納得できる答えを示せるか、新しい物語として次の一歩を踏み出せるかが重要です。
公開規模の大きな作品が、必ず年間ベストになるとも限りません。
小規模公開の作品が口コミや配信をきっかけに再評価され、数年後にその年を代表する作品として語られることもあります。
筆者としては、『花緑青が明ける日に』や『ALL YOU NEED IS KILL』のような作品が、公開時の話題性とは別の軸で評価されていくかにも注目しています。
まとめ
2026年のおすすめアニメ映画総合1位は、映像、音響、人物描写、シリーズ上の重要性を総合し、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』としました。
親子で観るなら『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』、予習なしで落ち着いた物語を楽しむなら『クスノキの番人』がおすすめです。
かわいさの中に不穏さを含む作品を求める方には『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』、明るく笑いたい方には『ミニオンズ&モンスターズ』が向いています。
『閃光のハサウェイ』『銀魂』『ワルプルギスの廻天』は、過去作の知識によって満足度が大きく変わる作品です。
順位だけではなく、誰と観るのか、予習へ使える時間、大画面でどのような体験をしたいのかを基準に、自分に合う一本を選んでみてください。
よくある質問
2026年に親子で観るなら、どのアニメ映画がおすすめですか?
最も選びやすいのは、『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』です。
予習が不要で、子どもは海底冒険、大人は旧作との違いを楽しめます。笑いを重視するなら『映画クレヨンしんちゃん』も有力です。
シリーズを知らなくても楽しめる2026年のアニメ映画はありますか?
『クスノキの番人』『花緑青が明ける日に』『ALL YOU NEED IS KILL』は、過去作を知らなくても一本の映画として鑑賞できます。
『映画ドラえもん』『映画クレヨンしんちゃん』『ミニオンズ&モンスターズ』も、基本的に予習は必要ありません。
2026年8月以降の公開予定作で注目すべき作品は何ですか?
2026年8月6日時点では、8月7日公開予定の『ミニオンズ&モンスターズ』と、8月28日公開予定の『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』が注目作です。
『ワルプルギスの廻天』は過去作とのつながりが非常に強いため、テレビシリーズと『[新編]叛逆の物語』を先に観ておくことをおすすめします。



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