『BORUTO(ボルト)』のうちはサラダは、うちはサスケとサクラの実の娘で、七代目火影ナルトに憧れて火影を目指す忍者です。写輪眼や千鳥、母親譲りの怪力を使い、第2部『BORUTO -TWO BLUE VORTEX-』では万華鏡写輪眼の能力「大日孁(オオヒルメ)」も披露しています。
サラダの魅力は、両親から受け継いだ強さだけでなく、仲間を守るために自分で考え、行動する姿にあります。
※本記事は2026年11月3日時点の情報を基に整理しています。ただし、同日時点の原作最新話までの一次資料照合は完了していません。以下には『NARUTO外伝』、原作『BORUTO』第79〜80話、第2部第21話までの重要なネタバレが含まれます。
BORUTOのうちはサラダとは?基本プロフィールと性格
うちはサラダは、木ノ葉隠れの里に所属する新世代の忍者で、うずまきボルトやミツキとともに第七班で活動する主要人物です。
父親サスケの写輪眼と、母親サクラを思わせる精密なチャクラコントロールを生かしながら、自分自身の目標である火影を目指しています。
うちはサラダのプロフィール一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | うちはサラダ |
| 登場作品 | 『NARUTO外伝』『BORUTO』シリーズ |
| 誕生日 | 3月31日 |
| 出身 | 木ノ葉隠れの里 |
| 父親 | うちはサスケ |
| 母親 | うちはサクラ |
| 所属 | 第七班(木ノ葉丸班) |
| 主な仲間 | うずまきボルト、ミツキ |
| 目標 | 火影になること |
| 主な能力 | 写輪眼、千鳥、火遁、怪力、万華鏡写輪眼 |
| 声優 | 菊池こころ |
サラダは黒髪と赤い眼鏡が特徴的な人物です。
第1部では忍者学校の生徒から下忍へと成長し、第2部では時間の経過に伴って服装や髪形も変化しています。
『TWO BLUE VORTEX』では、短くなった髪や黒を基調とした衣装など、以前より大人びた姿で登場します。
外見は変わっても、火影を目指す意思は変わっていません。
真面目な優等生なのに感情的になる理由
サラダは成績優秀で責任感が強く、自由奔放なボルトに厳しく接することがあります。
一方で、家族や仲間が関わる問題では、普段の冷静さを失うほど感情を表に出します。
その性格が分かるのが、『NARUTO外伝 ~七代目火影と緋色の花つ月~』で描かれた父親探しです。
長い間会っていないサスケに対して不満を抱きながらも、サラダは父親を探し、自分の出生に関する疑問を確かめようとします。
誰かの説明を待つのではなく、自分の目で事実を確かめようとする行動には、サラダの主体性が表れています。
また、任務では相手の能力を観察し、仲間と協力して戦う判断力も見せます。
感情が強いことと、冷静な判断ができることは、サラダの中で矛盾していません。
大切な相手を守りたいという気持ちが行動の出発点になり、その目的を実現するために状況を分析するのが、彼女の特徴です。
うちはサラダの両親は誰?香燐が母親という疑惑の真相
サラダの実の両親は、うちはサスケとうちはサクラです。
かつて香燐が実母ではないかと疑われる展開がありましたが、これはDNA鑑定に使用した試料を取り違えたことによる誤解でした。
この物語は岸本斉史による『NARUTO外伝 ~七代目火影と緋色の花つ月~』で描かれ、テレビアニメ『BORUTO』第19〜23話でも扱われています。
サラダはなぜ父親サスケを知らなかった?
サラダが父親についてほとんど知らなかったのは、サスケが忍界の脅威を調査するため、長期間にわたって里を離れていたからです。
サスケは家族を捨てたわけではありませんが、サラダにとっては父親と過ごした記憶がほとんどない状態でした。
母親のサクラに父親のことを尋ねても、十分に納得できる説明は得られません。
さらに、家族写真に写る香燐の存在が、サラダの疑問を深めます。
香燐はかつてサスケと行動をともにしていた女性で、サラダと同じように眼鏡をかけています。
そのため、サラダはサクラが本当の母親ではない可能性まで考えるようになりました。
ただし、サラダが疑っていたのは、サクラから愛情を受けているかどうかだけではありません。
父親が不在である理由も、自分が生まれた経緯も知らないことが、家族に対する不安につながっていたのです。
DNA鑑定で香燐が実母だと誤解された理由
サラダは秋道チョウチョウとともに父親を探し、ナルトの助けを得ながらサスケのもとへ向かいます。
しかし、久しぶりに対面したサスケは、突然現れたサラダをすぐには娘だと認識できず、警戒してしまいます。
父親に会いたいと願っていたサラダにとって、この再会は期待していたものとは違いました。
その後、大蛇丸の研究所で鬼灯水月にDNA鑑定を依頼します。
水月は香燐の机に保管されていたへその緒を試料として使用し、サラダのDNAと照合しました。
結果は一致しましたが、ここには試料の持ち主に関する勘違いがありました。
水月が香燐自身のものだと思って使用したへその緒は、サラダの出生時に残されたものだったのです。
香燐はサクラの出産を手助けしており、その際のへその緒を保管していました。
つまり、鑑定結果はサラダと香燐の親子関係を証明するものではありません。
サラダの実母はサクラであり、香燐は出産に関わった人物だったのです。
この誤解は、科学的な鑑定そのものが間違っていたという話ではありません。
鑑定に使用した試料の由来を正しく把握していなかったことが、誤った結論につながりました。

第23話でサラダが家族の絆を確信した理由
テレビアニメ第23話「つながりのカタチ」では、サラダがサスケやナルトたちとともに、連れ去られたサクラを救出する展開が描かれます。
そこでサラダは、離れて暮らしていても互いを大切にしている両親の姿を目にします。
サスケとサクラの関係を理解するうえで、サラダが目撃した二人の行動には大きな意味があります。
それまでサラダは、父親が家にいないことを家族関係への不安と結びつけていました。
しかし、サスケがサクラを守ろうとする姿を見たことで、離れている時間だけでは家族のつながりを判断できないと理解していきます。
さらに、サラダ自身もサクラを救うために行動します。
父親を探していた少女が、今度は両親と同じ目的に向かって動く立場になったのです。
この経験を経て、サラダは家族への疑問に一区切りをつけます。
後にサスケが娘の言葉を信じて行動する原作第80話と比較すると、親子関係の変化がより鮮明になります。
サラダはなぜ火影を目指す?ナルトに憧れた理由
サラダが火影を目指す理由は、七代目火影うずまきナルトの生き方に憧れたからです。
家族について悩んでいたサラダに寄り添い、危険な場面では人々を守るために行動するナルトの姿が、将来の目標を決めるきっかけになりました。
ナルトのどんな姿がサラダを変えた?
サラダは父親を探す旅を通して、ナルトが火影としてどのように人々と向き合っているのかを知ります。
ナルトはサラダの家族に関する悩みを受け止め、血縁や一緒に過ごした時間だけでは測れない人とのつながりを伝えます。
さらに、危険が迫った場面では、自らサラダたちを守ろうとします。
サラダが目標にしたのは、単に強い忍者になることではありません。
自分の力を他人のために使い、困っている相手を見捨てない火影の姿勢です。
テレビアニメ第24話「ボルトとサラダ」では、火影を目指す意思を持ったサラダの姿が描かれます。
父親が何者なのかを知りたかった少女が、自分はどのような忍者になりたいのかを考えるようになったのです。
この変化によって、サラダの物語は家族の謎を解く段階から、自分の理想を実現する段階へ進みます。
ボルトとサラダが互いの父親を目標にする理由
ボルトとサラダは、父親との関係に複雑な思いを抱えていた点では共通しています。
しかし、二人が憧れる忍者の姿は対照的です。
- サラダ:ナルトのように、火影として里を守る忍者を目指す
- ボルト:サスケのように、火影を陰から支える忍者を目指す
ボルトは、火影の仕事を優先して家庭を離れることが多いナルトに不満を抱いていました。
その一方で、サスケの戦い方や生き方に憧れ、弟子入りを志願します。
サラダは逆に、父親サスケのような立場ではなく、ナルトのように里の中心に立つ道を選びます。
つまり、ナルトの息子はサスケを目標とし、サスケの娘はナルトを目標にしているのです。
この対比は、二人が親の能力や立場をそのまま受け継ぐだけの存在ではないことを示しています。
『NARUTO』でナルトとサスケは、忍者としての考え方の違いから何度も衝突しました。
一方、ボルトとサラダは異なる理想を持ちながら、互いを支える関係を築いています。
サラダが火影になり、ボルトがそれを支えるという未来が確定しているわけではありません。
それでも、二人が選んだ目標には、前世代の関係を別の形で受け継ごうとする構図が見て取れます。
うちはサラダの能力と強さは?写輪眼・千鳥・怪力を解説
サラダの強さは、写輪眼による観察力、千鳥の突破力、チャクラコントロールを生かした怪力を組み合わせられることです。
単純な攻撃力だけでなく、敵の能力を分析し、仲間と連携して弱点を攻める戦い方を得意としています。
| 能力・術 | 主な特徴 | 戦闘での役割 |
|---|---|---|
| 写輪眼 | 動体視力や洞察力を高める瞳術 | 敵の動きや術の分析 |
| 火遁・豪火球の術 | 炎を放つうちは一族の代表的な忍術 | 中距離からの攻撃 |
| 千鳥 | 雷遁チャクラを手に集中させる術 | 高速接近による突破 |
| 怪力 | 精密なチャクラコントロールによる強打 | 近距離攻撃 |
| 万華鏡写輪眼 | 通常の写輪眼を超える瞳術 | 大日孁による引力を利用した攻撃 |
サラダは父親と母親の能力を受け継いでいますが、戦い方はどちらか一方の完全な再現ではありません。
写輪眼で情報を集め、状況に応じて攻撃方法を選ぶ点に、サラダ自身の戦術的な特徴があります。
写輪眼はいつ開眼した?
サラダの写輪眼は、父親サスケへの強い感情と結びついて描かれています。
ただし、漫画とアニメでは開眼の経緯を説明する際に注意が必要です。
原作『NARUTO外伝』では、サスケに会いたいという思いが高まる中で、サラダの写輪眼が描かれます。
一方、テレビアニメでは、幼い頃に父親を思う気持ちから写輪眼が発現したことを示す回想もあります。
そのため、漫画で読者に初めて写輪眼が示される場面を、アニメを含めた全媒体での最初の開眼時期と同一視することはできません。
テレビアニメ第21話「サスケとサラダ」では、サスケとの再会に関わる場面で写輪眼が描かれています。
その後、サラダは任務や修業を通して瞳術を使いこなすようになります。
テレビアニメ第30話「写輪眼VS雷刀・牙」では、霧隠れの里で黒鋤文淡と交戦しました。
文淡は雷刀・牙を使用し、サラダは相手の攻撃や周囲の状況に対応しながら戦います。
写輪眼があれば敵の動きを見抜けるとしても、それだけで勝利できるわけではありません。
相手が視界を妨げたり、広い範囲に攻撃したりする場合には、観察した情報をどう使うかが問われます。
なお、第30話はテレビアニメ独自の展開を含むエピソードです。
原作漫画に同じ戦闘が存在するものとして扱わないようにしましょう。
千鳥はいつ習得した?ボロ戦で見せた実力
サラダは父親サスケから千鳥を学び、原作『BORUTO -NARUTO NEXT GENERATIONS-』第43話「顕現」で実戦使用します。
千鳥は、はたけカカシが開発し、サスケも使用してきた雷遁忍術です。
手に雷のチャクラを集中させ、高速で相手に接近して攻撃します。
高速移動中は相手の反撃に対応しにくくなるため、写輪眼による動体視力との組み合わせが重要になります。
サラダが千鳥を使用した相手は、「殻」の幹部ボロです。
ボロは高い再生能力を持ち、通常の攻撃では決定打を与えにくい敵でした。
戦闘中、サラダたちはボロの能力を分析し、再生に関わるコアの存在を突き止めます。
そしてサラダは千鳥でコアを破壊し、ボロの再生機構を崩しました。
この戦いでは、単に千鳥の威力が高かったから勝機が生まれたわけではありません。
敵の再生能力を調べ、弱点を特定し、その位置へ攻撃を届かせるまでの判断が必要でした。
サラダは、写輪眼による観察と千鳥による攻撃を一つの戦術として結びつけています。
父親から受け継いだ術を、自分の判断で使いこなした場面といえるでしょう。
サクラ譲りの怪力はどれほど強い?
サラダは、母親サクラを思わせる強力な打撃も使用します。
サクラの怪力は、生まれつきの腕力だけでなく、精密なチャクラコントロールを利用した戦闘技術です。
サラダも地面を砕くほどの打撃を見せており、近距離戦で大きな威力を発揮します。
ただし、サラダの打撃をすべてサクラの代表技「桜花衝」と同じ正式名称で扱うのは適切ではありません。
術名が明示されている場面と、似た攻撃方法を使用している場面は区別する必要があります。
戦闘面で見ると、サラダは写輪眼で相手の動きを読み、接近戦では怪力を使い、突破が必要な場面では千鳥を選択できます。
一つの術に依存しないことが、サラダの強みです。

第七班でサラダはどんな役割?ボロ戦での指揮能力
サラダは第七班で、敵の能力を分析し、仲間の攻撃を組み合わせる役割を担っています。
その能力が具体的に表れたのが、ボロとの戦いです。
ミツキがサラダを隊長に推薦した理由
ボロ戦では、ミツキがサラダを隊長に推薦する場面があります。
この判断には、サラダが写輪眼による観察力を持ち、戦況を整理できることが関係していると考えられます。
ボルトは影分身などを利用した機転の利く行動を得意とし、ミツキは柔軟な身体能力や独特の忍術を使います。
カワキも自身の能力を生かして戦いますが、それぞれの力を無計画に使うだけでは、再生能力を持つボロに対抗できません。
そこでサラダは、仲間の能力を組み合わせて敵の弱点を探る役割を担います。
ボロの再生機構を見抜いた後も、自分一人で戦おうとはせず、仲間の行動と攻撃のタイミングを合わせました。
ミツキが隊長を任せたことは、サラダの戦闘力だけでなく、状況判断への信頼を示す場面として読めます。
ボルトとの関係は戦闘でどう表れる?
サラダとボルトは、普段は意見が衝突することもありますが、任務では互いの能力を生かして戦います。
二人の違いは、判断の仕方にも表れています。
ボルトは状況に応じた即興的な行動を得意とし、サラダは相手を観察して情報を整理する傾向があります。
この違いは、どちらか一方が優れているという意味ではありません。
相手の動きを見てから判断するサラダと、機転を利かせて状況を変えるボルトが協力することで、戦術の幅が広がります。
なお、二人の関係には恋愛感情を想像させる描写もありますが、ここで扱う戦闘場面だけを根拠に、正式な交際関係が成立したとは判断できません。
第七班でのサラダを理解するなら、仲間に対する感情と、実際の任務でどのように行動するかを分けて見ることが大切です。
TWO BLUE VORTEXでサラダはどうなった?全能と万華鏡写輪眼
『BORUTO -TWO BLUE VORTEX-』では、サラダは全能による認識改変の影響を受けず、ボルトの本来の立場を知る人物として行動しています。
さらに、第1部終盤で万華鏡写輪眼を開眼し、第2部では固有能力「大日孁」を使用しました。
全能の影響を受けないのはサラダだけ?
全能の影響を受けていない人物は、サラダだけではありません。筧スミレも認識改変の影響を受けていません。
原作『BORUTO -NARUTO NEXT GENERATIONS-』第79話「全能」では、エイダの力によって、人々が認識するボルトとカワキの立場が入れ替わります。
周囲の人々はカワキをナルトの息子として認識し、ボルトを敵視するようになります。
しかし、サラダとスミレは、ボルトの本来の立場を認識したままです。
このため、二人は周囲の認識と食い違う状況に置かれます。
重要なのは、全能による認識改変が、単なる記憶違いや誤解とは異なる点です。
人々の認識そのものが変化しているため、サラダが正しい事実を説明しても、簡単には受け入れてもらえません。
また、サラダとスミレがなぜ影響を受けないのかについて、ここで扱う原作の描写だけでは確定的な理由を説明できません。
二人のボルトに対する感情やエイダとの関係が原因ではないかという解釈は考えられますが、作中で確認できる事実と分ける必要があります。
万華鏡写輪眼を開眼した理由は?イタチ・サスケとの違い
サラダが万華鏡写輪眼を開眼したきっかけは、追われる立場になったボルトを救いたいという強い感情です。
原作第80話「父さんなら……!」では、サラダがサスケにボルトを助けてほしいと訴えます。
しかし、サスケ自身も全能の影響を受けていました。
サスケの認識では、ボルトはナルトの息子ではなく、敵として追われる人物です。
娘の訴えは、サスケが認識している事実と矛盾していました。
それでもサラダは、ボルトを助けたいという思いを父親に伝えます。
その強い感情の中で、サラダの写輪眼は万華鏡写輪眼へと変化しました。
この開眼は、過去のうちは一族の人物と比較すると、特徴が見えてきます。
| 人物 | 開眼に関わる出来事 | 感情と行動の特徴 |
|---|---|---|
| うちはイタチ | 親友うちはシスイの死 | 大切な存在を失った悲しみ |
| うちはサスケ | イタチの死と真実を知る経験 | 喪失と怒りが復讐へ結びつく |
| うちはサラダ | ボルトが追われ、救いたいと願う状況 | 大切な存在を守ろうとする強い思い |
イタチの場合、親友シスイの死が万華鏡写輪眼の開眼と結びついています。
サスケは兄イタチとの戦いの後、その死の背景にある真実を知り、復讐の対象を変えていきました。
一方、サラダの開眼場面では、ボルトが死亡したわけではありません。
目の前で大切な相手が追い詰められ、救えなくなるかもしれないという状況が描かれています。
この違いから、サラダの開眼を単純に「大切な人を失った結果」と説明するのは正確ではありません。
うちは一族の万華鏡写輪眼は、強い精神的衝撃と結びついて描かれてきました。
サラダの場合、その感情は誰かへの復讐ではなく、ボルトを守ろうとする行動へ向かっています。
ただし、イタチやサスケにも大切な人を守ろうとする思いはありました。
そのため、過去のうちは一族が復讐だけの存在で、サラダだけが愛情を持つ人物だと単純化するべきではありません。
違いがあるのは、強い感情を抱いた後に、誰に助けを求め、何を選んだかという点です。
サラダは父親に協力を求め、サスケも娘の言葉を信じてボルトを助ける決断をします。
かつて父親を疑い、自分で探しに行ったサラダが、今度は父親に信じてもらう立場になりました。
『NARUTO外伝』から続く親子関係が、ここで新たな意味を持つのです。
大日孁(オオヒルメ)はどんな能力?
大日孁は、黒い球体と強い引力を利用して、周囲の対象を引き寄せる万華鏡写輪眼の能力です。
原作『BORUTO -TWO BLUE VORTEX-』第21話では、風の国での人神樹・粒(リュウ)との戦闘を通して、その能力が描かれます。
大日孁の特徴は、相手へ直接攻撃を放つだけではなく、引力によって対象の動きに干渉できることです。
作中で確認できる描写を整理すると、次のようになります。
- 黒い球体を発生させる
- 球体の引力によって周囲の対象を引き寄せる
- 引き寄せた対象を攻撃に利用する
- 粒との戦闘で強力な攻撃手段として使用する
大日孁を理解する際には、球体そのものと、そこから生じる引力の働きを分けて考えると分かりやすくなります。
単に黒い物体を敵へぶつける能力ではなく、引力によって相手の位置や動きに影響を与えられる点が特徴です。
一方、球体をどの程度自由に操作できるのか、複数の対象に対してどのような条件で作用するのかなど、詳細な仕組みについては慎重な判断が必要です。
また、球体の引力があらゆる忍術や敵に通用するとは確認されていません。
能力名の判明時点、初めて発動した場面、詳細な制約が明らかになった時点についても、それぞれ区別する必要があります。
本記事では第21話の戦闘描写を根拠として扱いますが、能力名の初出や2026年11月3日時点までの追加設定については、最新話との照合が完了していないため断定しません。
大日孁はサスケの天照・加具土命と何が違う?
サラダの大日孁は、父親サスケの万華鏡写輪眼とは、攻撃の仕組みが異なります。
サスケが使用する代表的な瞳術には、黒い炎を発生させる天照と、その炎を操作する加具土命があります。
天照は黒炎による攻撃、加具土命はその炎の形状制御に関わる能力です。
これに対し、大日孁は引力によって対象の動きに干渉します。
両者の違いは、単純な威力の比較ではなく、敵に対してどのような作用を与えるかという点にあります。
サスケの能力は黒炎による攻撃と制御が中心ですが、サラダの能力は対象を引き寄せることで、位置関係そのものを変えられます。
この性質は、サラダがこれまで得意としてきた戦況分析とも結びつけて考えられます。
ボロ戦でサラダは、敵の弱点を観察し、千鳥が有効になる状況を作ってから攻撃しました。
大日孁では、引力によって相手の位置や動きを変えることができます。
つまり、敵の弱点を見つけるだけでなく、攻撃しやすい位置へ相手を動かすという戦術も考えられます。
ただし、これは確認できた能力の性質を踏まえた戦術的な解釈です。
実際に仲間の攻撃と組み合わせてどこまで応用できるかは、作中で示された連携と区別しなければなりません。
それでも、サラダが観察と判断を重視する忍者であることを考えると、引力を利用する能力は彼女の戦闘スタイルと相性がよいと読み取れます。
大日孁にはどんな反動や制約がある?
大日孁を使用したサラダには、目からの出血や、戦闘後に意識を失う描写があります。
このことから、強力な瞳術の使用には身体的な負担が伴うと考えられます。
ただし、出血や意識喪失のすべてを大日孁だけの反動と断定することはできません。
戦闘による消耗や負傷など、複数の要因が関係している可能性もあります。
また、次のような点については、ここで扱う描写だけでは確定できません。
- 一度に発生させられる球体の最大数
- 引力が作用する正確な距離と範囲
- 使用できる時間や回数の上限
- 長期使用による視力への影響の程度
過去の『NARUTO』では、万華鏡写輪眼の使用が視力に負担を与えることも描かれています。
しかし、サラダの大日孁について、過去の使用者と完全に同じ条件が適用されると決めつけることはできません。
戦闘能力を評価するうえでは、最大威力だけでなく、どの程度の負担で使用できるかも重要です。
サラダが火影を目指す人物であることを考えると、強力な術を使う判断と、その後も仲間を守れる状態を維持する判断は、どちらも欠かせない要素になるでしょう。
サラダが火影になるために乗り越えるべき課題とは?
サラダが火影を目指すうえでの課題は、強さを高めることだけではありません。
第2部では、全能によって周囲と認識が食い違う状況で、どのように信頼を得て行動するかという問題に直面しています。
全能の影響を受けないサラダは真実をどう伝える?
サラダはスミレとともに、ボルトとカワキの本来の立場を認識しています。
しかし、里の多くの人々は異なる認識を持っているため、正しい事実を説明するだけでは状況を変えられません。
ここには、通常の忍者同士の戦いとは違う難しさがあります。
敵の能力を分析して弱点を攻撃する方法は、ボロ戦では有効でした。
ところが、全能によって変化した人々の認識は、相手を倒せば解決するという問題ではありません。
サラダが将来の火影を目指すなら、自分が正しいと知っている事実を守るだけでなく、異なる認識を持つ人々とどう向き合うかも課題になります。
ナルトもかつて、里の人々から十分に認められない時期を経験しました。
しかし、ナルトの場合は、行動を重ねることで周囲の評価が変化していきました。
サラダの場合は、全能という特殊な力が人々の認識に影響しています。
そのため、ナルトと同じ方法で信頼を得れば問題が解決するとは限りません。
現段階で、サラダが全能による認識改変をどのように解決するのかは確定していません。
ただ、ボルトを信じ続ける姿勢と、里の人々を守ろうとする火影への目標をどう両立させるかは、サラダの人物像を考えるうえで大きな焦点です。
サスケとは違ううちは一族の道を選べるか?
サラダはサスケの娘として、うちは一族の瞳術を受け継いでいます。
しかし、目指している立場は父親とは異なります。
サスケは『NARUTO』で、一族を失った経験から復讐に向かい、仲間との関係を断ち切ろうとする時期がありました。
その後、ナルトとの関係を通して考え方を変え、里を陰から支える道を選びます。
一方、サラダは里の中心に立ち、人々を守る火影を目指しています。
同じうちは一族の力を持ちながら、何のために使うのか、どのような立場で人々と関わるのかが異なるのです。
特に原作第80話では、サラダが父親に協力を求めることで、ボルトを助ける道が開かれました。
サスケがかつて仲間との関係を断とうとした時期と比較すると、サラダは困難な状況で他人とのつながりを保とうとしていることが分かります。
もっとも、サスケ自身も物語を通して変化した人物です。
サラダの選択は、父親を否定するものではなく、サスケが経験してきた苦しみや変化の先にある、新しい世代の生き方として読むことができます。
サラダの成長を見返すならどの場面がおすすめ?
サラダの人物像を理解するなら、家族との関係、戦闘での判断力、ボルトを救うための選択を順に追うと分かりやすくなります。
| 作品・話数 | 主な出来事 | 見返すポイント |
|---|---|---|
| アニメ第19〜23話 | 父親探しと家族の真相 | サラダの家族観の変化 |
| アニメ第24話 | 火影への目標 | ナルトへの憧れ |
| アニメ第30話 | 黒鋤文淡との戦い | 写輪眼と状況判断 |
| 原作第43話 | ボロとの戦い | 千鳥と指揮能力 |
| 原作第79〜80話 | 全能と万華鏡写輪眼の開眼 | ボルトを救うための選択 |
| 第2部第21話 | 粒との戦い | 大日孁の戦闘描写 |
テレビアニメには原作漫画にない独自のエピソードも含まれるため、媒体の違いには注意が必要です。
時間が限られている場合は、まずアニメ第19〜24話を見ると、サラダの家族関係と火影を目指す理由を理解できます。
戦闘面の成長を知りたい場合は、原作第43話のボロ戦がおすすめです。
サラダがどのように敵を分析し、仲間と連携しているのかを確認できます。
第2部につながる人物の変化を知りたいなら、原作第80話が欠かせません。
父親を探していた頃のサラダと、父親にボルトを助けてほしいと訴えるサラダを比較すると、親子関係の変化が見えてきます。
さらに第2部第21話では、これまでの戦い方とは異なる大日孁の能力が描かれます。
サラダが受け継いだ力を、どのように自分の戦い方へ変えていくのかを考える手掛かりになるでしょう。
まとめ|うちはサラダは火影を目指す新世代の忍者
うちはサラダは、サスケとサクラの娘として写輪眼や怪力を受け継ぎながら、ナルトのような火影を目指す『BORUTO』の主要人物です。
第2部では万華鏡写輪眼の大日孁を使用し、全能によって周囲と認識が食い違う状況でもボルトを信じて行動しています。
サラダの成長を見返すなら、家族への疑問が解けるアニメ第23話、仲間を指揮する原作第43話、そして父親にボルトの救出を訴える原作第80話を比較すると、彼女が何を守ろうとしてきたのかがより鮮明になります。


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