『BORUTO』あらすじまとめ！ナルトの息子・ボルトが歩む新たな忍の道

『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS-』は、『NARUTO-ナルト-』の続編として、ナルトの息子・うずまきボルトを主人公にした物語です。

ボルトは、かつての英雄・火影である父ナルトとは異なる道を歩みながらも、新たな時代の忍として成長していきます。

本記事では、アニメ・漫画『BORUTO』のあらすじを、序盤から最新エピソードまでの主要な展開に沿ってわかりやすくまとめました！

『BORUTO』の序盤：ボルトの葛藤と仲間たち

物語の序盤では、平和な時代に生まれたうずまきボルトが、忍としての道を見つけるまでの葛藤が描かれます。

彼はかつての英雄であり火影となった父・ナルトに対し反発心を抱いていました。

ナルトは里のために多忙を極め、家族との時間をほとんど取ることができず、それがボルトの「父親としてのナルト」への不満につながっていたのです。

第七班の結成

ボルトはサラダ（サスケの娘）、ミツキ（大蛇丸の息子）と共に、新生「第七班（チーム7）」を結成します。

サラダは火影になることを目指す優秀な忍であり、ミツキは天才的な戦闘能力を持つ謎多き存在です。

最初は互いの実力を認め合いながらも距離を感じていた3人でしたが、ミッションをこなすうちに絆を深めていきます。

特にボルトは「仲間とともに成長することの大切さ」を少しずつ理解していくようになります。

大筒木モモシキとの戦い

ボルトの成長に大きな影響を与えたのが、中忍試験中に起こった大筒木モモシキの襲撃事件です。

ボルトは、強敵に対抗するために「科学忍具」を不正使用し、それがナルトに見破られて失格となります。

しかし、その直後にモモシキが試験会場を襲撃し、ナルトとサスケが共闘して応戦。

ボルトも最終的に戦いに加わり、サスケの指導のもと、強力な螺旋丸でモモシキに決定打を与えます。

この戦いの中で、ボルトは忍としての覚悟を持つようになり、父ナルトへの見方も少しずつ変わっていきます。

しかし、モモシキが死の間際にボルトへ「いずれ青い瞳を持つ者が全てを失う」という謎の予言を残し、物語は新たな局面へと進んでいきます。

「殻（カラ）」編：新たな敵との戦い

モモシキとの戦いを経て、ボルトは忍としての道を歩み始めました。

しかし、その直後から彼の「カーマ」に異変が起こり始めます。

その謎を解く鍵となるのが、大筒木イッシキを崇拝する組織「殻（カラ）」です。

「殻」はジゲン（イッシキ）の復活を企み、ボルトの持つカーマと、もう一人の「器（うつわ）」であるカワキを狙って暗躍します。

カワキの登場

「殻」の実験によって生み出された少年、カワキが木ノ葉の里に現れます。

カワキは「殻」によってカーマを埋め込まれた存在であり、イッシキの完全な復活のための「器」として利用されようとしていました。

しかし、木ノ葉に保護されたカワキは、ボルトとナルトとの交流を通じて、次第に「忍」という存在を理解していきます。

ボルトとカワキはカーマを通じて奇妙な絆を持つことになり、二人の関係は物語の重要な軸となっていきます。

第七班 vs「殻」

ボルト、サラダ、ミツキの第七班は、カワキを守るために「殻」のメンバーと戦うことになります。

特にディーパとの戦いでは、第七班は圧倒的な実力差を痛感し、一時撤退を余儀なくされます。

しかし、それぞれが新たな力を手に入れ、成長を遂げることで、「殻」との戦いに立ち向かっていきます。

ジゲン（イッシキ）との決戦

「殻」のリーダーであるジゲンの正体は、大筒木イッシキでした。

イッシキの完全復活を阻止するため、ナルトとサスケがジゲンに挑むものの、圧倒的な力の前に敗北を喫します。

その後、ナルトは「バリオンモード」という奥の手を発動し、イッシキを撃破しますが、その代償として九喇嘛（クラマ）を失ってしまうのです。

一方、ボルトのカーマにも異変が起こり、モモシキの意識が目覚めるという新たな脅威が浮上します。

「殻」との戦いは終わったかに見えましたが、ボルトとカワキにはさらなる試練が待ち受けていました。

最新章『BORUTO -Two Blue Vortex-』の展開

「殻（カラ）」との激戦を経て、木ノ葉の里は新たな脅威に直面します。

特にボルトとカワキの立場の逆転が、物語の大きな転換点となりました。

カワキは「ボルトこそが大筒木の脅威であり、排除すべき存在」と考えるようになり、木ノ葉に対してボルトを敵として認識させます。

それにより、ボルトは「木ノ葉の里から追われる立場」となり、行方をくらませることになります。

木ノ葉の新たな秩序

ボルトが姿を消してから2年が経過し、木ノ葉の里の状況は大きく変わりました。

カワキは「火影の養子」として受け入れられ、英雄視される存在となっています。

一方、サラダだけはボルトが無実であると信じているものの、里の意向に逆らうことはできず、孤独な状況に立たされています。

ボルトの帰還と新たな戦い

2年の潜伏期間を経て、ボルトは成長した姿で木ノ葉に戻ります。

彼はサスケの指導を受け、以前とは比べものにならないほど強くなっていました。

しかし、ボルトの帰還を知ったカワキはすぐに彼を排除しようと動き出し、両者の対決は避けられない状況になります。

「コード」と大筒木の新たな脅威

ボルトが里を離れていた間に、「殻」の残党であるコードが動き始めました。

コードは大筒木の力を受け継ぎ、木ノ葉に復讐を果たすための計画を進めています。

さらに、ボルトの中に眠るモモシキの意識も完全には消えておらず、新たな危機が迫っているのです。

『BORUTO -Two Blue Vortex-』では、ボルトの「木ノ葉の敵」としての戦い、カワキとの対立、コードとの激突が描かれ、物語はさらに深まっていきます。

まとめ：『BORUTO』はボルトとカワキの運命の物語

『BORUTO』は、かつての英雄・ナルトの息子であるボルトの成長と、彼の親友でありながら対立する運命にあるカワキの物語です。

二人はそれぞれ異なる正義を抱えながらも、大筒木の脅威に立ち向かい、自分たちの道を模索し続けています。

ボルトとカワキの関係はどうなるのか？

かつて家族のような絆を築いた二人でしたが、現在は「敵」として対峙する関係になっています。

ボルトはカワキにとって「大筒木の脅威」、カワキはボルトにとって「己の運命を狂わせた存在」になりつつあります。

しかし、彼らの戦いが本当の意味での敵対なのか、それとも互いの信念を確かめるための試練なのかは、今後の展開次第です。

今後の『BORUTO』の見どころ

最新章『BORUTO -Two Blue Vortex-』では、ボルトとカワキの対立が深まり、さらなる戦いが待ち受けています。

また、「殻」の残党であるコードの動向や、ボルトの中に眠るモモシキの意識など、多くの謎が残されたままです。

『BORUTO』は、単なる続編ではなく、新たな世代の忍たちが「何を守り、何と戦うのか？」を問い続ける物語です。

これからの展開に、ますます目が離せません！