百合漫画初心者なら、王道恋愛は『ささやくように恋を唄う』、日常系は『ゆるゆり』、異世界ものは『私の推しは悪役令嬢。』から選ぶと入りやすいです。
本記事では、恋愛の明確さ・読後感・物語ジャンル・刊行状況を基準に、2026年に読みたい百合漫画20作品を紹介します。甘い恋愛だけでなく、友情、憧れ、執着、相棒関係まで含めて、「次に何を読めばよいか」をジャンル別に判断できるよう整理しました。
2026年版の百合漫画おすすめ20選はどう選んだ?
本記事の20作品は、販売部数や知名度だけで順位を付けた人気ランキングではありません。
百合漫画を初めて読む方でも、自分の好みやその日の気分から一冊を選べるよう、次の基準を重視しています。
- 女性同士の関係性が物語の重要な軸になっている
- 恋愛、友情、憧れ、執着、相棒など異なる感情を比較できる
- 学園、日常、歴史、異世界、ミステリー、SFなどジャンルに偏りがない
- 初心者でも物語へ入るきっかけをつかみやすい
- 2026年時点で刊行・連載の動きがある、または入門作として外しにくい
「百合」という言葉が指す範囲は、作品や読者によって異なります。
本記事では、明確な女性同士の恋愛に加え、友情だけでは説明しきれない憧れ、嫉妬、依存、相棒としての強い結びつきまでを広義の百合として扱います。
そのため、「告白や交際がある作品だけを読みたい」という方は恋愛の明確さを、「関係性そのものを味わいたい」という方は作品ごとの感情の種類を確認しながら選んでみてください。
また、巻数や雑誌掲載状況は2026年8月3日時点で確認しています。
連載状況、最新巻、電子書籍の配信、価格などは変更される場合があるため、購入前には出版社や利用する電子書店の最新情報をご確認ください。
| 読みたいタイプ | 最初に選びたい作品 | 読み味 |
|---|---|---|
| 王道の学園恋愛 | 『ささやくように恋を唄う』 | 恋心の違いと変化が分かりやすい |
| 明るい日常 | 『ゆるゆり』 | 会話とコメディを気軽に楽しめる |
| 短く読み切りたい | 『春の光に呑まれても』 | 全1巻で静かな青春を描く |
| 現代的な出会い | 『オンニって呼んでもいいですか?』 | 推し活とマッチングアプリ |
| 異世界が好き | 『私の推しは悪役令嬢。』 | 好意の方向が明確で入りやすい |
| ミステリーが好き | 『或いは、私の名探偵』 | 秘密とバディ関係を追える |
| 強い感情を読みたい | 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』 | 執着と衝突を正面から描く |
筆者として特に重視したいのは、「有名だから読む」だけではなく、今の自分がどんな関係性を読みたいのかを基準にすることです。
同じ百合漫画でも、読後に笑顔になれる作品と、登場人物の感情を何日も考えてしまう作品では、読書体験がまるで違います。百合漫画選びでは、この「感情の温度」を意識すると失敗しにくくなります。
筆者が2026年に注目する百合漫画3作
2026年に私が特に注目しているのは、『拝啓、在りし日に咲く花たちへ』『カムパネルラの塔』『オンニって呼んでもいいですか?』の3作品です。
これは売上や受賞歴による順位ではありません。百合漫画の題材が学園恋愛の枠を越え、歴史、才能、推し活といった異なるテーマへ広がっていることを実感できる3作として選びました。
| 作品名 | 2026年に注目する理由 |
|---|---|
| 『拝啓、在りし日に咲く花たちへ』 | 「エス」文化と手紙を通じて、言葉が届くまでの時間を関係性へ組み込んでいる |
| 『カムパネルラの塔』 | モデルの才能と死を題材に、憧れと劣等感が混ざる関係を描いている |
| 『オンニって呼んでもいいですか?』 | K-POP、推し活、マッチングアプリという現代的な入口を持つ |
1.『拝啓、在りし日に咲く花たちへ』
作者:五十嵐純/出版社:KADOKAWA/掲載:カドコミ/刊行状況:第3巻まで刊行
お嬢様学校へ入学した少女・かすみが、図書館の本に挟まれた一通の手紙を見つけるところから始まります。
手紙には、物語のような特別な「姉妹関係」を結んでほしいという言葉が書かれていました。
題材となっているのは、近代の女学校などで見られた、上級生と下級生が親密な関係を結ぶ「エス」文化です。
ただし、歴史知識を覚えなければ楽しめない作品ではありません。物語の中心にあるのは、あくまで手紙を通じて相手を想像し、少しずつ距離を縮めていく少女たちの感情です。
顔を知らない相手の言葉を読み、返事を考え、手紙が届くまで待つ。その時間そのものが、現在のメッセージアプリにはない緊張と余韻を生み出しています。
第3巻は2026年3月23日に発売されました。物語は手紙の送り主を追うだけでなく、かすみたちより前に同じ場所で関係を結んだ少女たちへと広がっています。
私が本作で面白いと感じたのは、同じ言葉でも、誰が、いつ、どのような気持ちで読んだかによって意味が変わることです。
一度読んだ場面を後から見返すと、以前は何気なく見えた視線や沈黙に、別の感情が潜んでいたことへ気づかされます。静かな作品でありながら、再読によって印象が変わる点は大きな魅力です。
恋愛が一直線に進む物語より、言葉の裏側を考えながらじっくり読みたい方に向いています。
2.『カムパネルラの塔』
作者:Dormicum/出版社:KADOKAWA/掲載:カドコミ/刊行状況:第3巻まで刊行
努力を積み重ねてトップモデルとなったアルスと、存在するだけで人を引きつける才能を持つメイコを描く作品です。
メイコには「死」が定められており、二人の関係には出会った時点から終わりの影が差しています。
本作の中心にあるのは、単純な友情や恋愛だけではありません。
アルスがメイコへ向ける感情には、憧れ、嫉妬、敗北感、救いたい気持ちが重なっています。相手に惹かれているのに、その相手の才能によって自分の価値を揺さぶられるという矛盾が、関係に強い緊張を生みます。
第3巻は2026年3月27日に発売され、2026年7月にもカドコミで新しい話が公開されました。
特に印象的なのは、二人が近づくほど安心感よりも不安が強くなる構造です。
相手を必要とすることは支えになります。しかし、その人がいなければ自分を保てない状態にも見えるため、読者は二人の接近を喜びながら、同時に危うさも感じるでしょう。
これは百合漫画における「好き」という感情を、幸福だけではなく、劣等感や自己評価の揺れまで含めて描いている点が重要です。
甘い恋愛より、才能の残酷さや共依存に近い関係を読みたい方に合う一作です。
3.『オンニって呼んでもいいですか?』
作者:花影あると/出版社:KADOKAWA/掲載:カドコミ/刊行状況:単行本第1巻発売・連載配信中
K-POPファン歴15年の那月が、引退した元推し・ソラによく似た女性とマッチングアプリで出会う物語です。
相手は単に「推しに似ている一般人」ではなく、元K-POPアイドル本人という意外な立場から関係が動き出します。
「オンニ」は、女性が年上の女性を親しみを込めて呼ぶ際に使われる韓国語です。
本作では、この呼び方が年齢差だけではなく、憧れと親密さの間にある微妙な距離を表しています。
推しへ向ける感情と、現実に目の前にいる一人の女性へ向ける感情は、似ているようで同じではありません。
私が注目したいのは、推し活を恋愛のきっかけとして使うだけでなく、「自分が好きだったのは本人なのか、それとも理想化された姿なのか」という問いへつなげている点です。
これは現在のファン文化とも相性のよいテーマです。ステージや画面の向こう側にいる人物には、どうしても自分の理想を重ねてしまいます。しかし、実際に一人の人間として向き合えば、知らなかった弱さや価値観も見えてきます。
K-POPに詳しくなくても、共通の趣味から相手へ興味を持つ流れは理解しやすく、現代的な社会人百合の入口になる作品です。

初心者に読みやすい王道・学園百合漫画5選
百合漫画初心者が最初の一冊を探すなら、学園ものは特に入りやすいジャンルです。
授業、部活動、文化祭、放課後といった共通の出来事があるため、二人が接近する理由を理解しやすく、関係性の変化にも自然に入り込めます。
ここでは、恋心が明確な作品から、友情と恋愛の境界を読む作品までを選びました。
4.『ささやくように恋を唄う』
作者:竹嶋えく/出版社:一迅社/掲載:コミック百合姫/刊行状況:第12巻まで刊行・連載中
高校入学初日に先輩のバンド演奏を見た木野ひまりと、演奏していた朝凪依の関係を描きます。
二人は互いに「一目惚れ」を伝えますが、ひまりは音楽への憧れ、依は恋愛感情として受け取っており、同じ言葉の意味が食い違っています。
この最初のズレが、本作を初心者にも読みやすくしているポイントです。
誰がどのような感情を抱いているのかが読者には見えやすい一方、当人同士には完全には伝わっていません。そのため、「いつ気づくのだろう」「どう伝えるのだろう」と自然に続きを追えます。
第12巻は2026年5月時点で刊行されており、2026年6月17日発売の『コミック百合姫』8月号にも掲載されました。
人物が増えた後はバンド同士の関係も複雑になりますが、音楽を通じて感情を伝える場面には、台詞だけでは表現できない勢いがあります。
王道の恋愛を読みたい方、恋心が少しずつ形になる過程を見届けたい方には、最初の候補にしやすい作品です。
5.『ゆるゆり』
作者:なもり/出版社:一迅社/掲載:コミック百合姫/刊行状況:長期連載中
女子中学生たちが集まる「ごらく部」を中心に、学校での日常や掛け合いを描くコメディです。
恋愛感情や独占欲を思わせる場面はありますが、深刻な展開を長く引きずらず、会話の勢いと表情で笑いへ変えていきます。
2026年6月17日発売の『コミック百合姫』8月号にも、『大室家』とともに掲載されています。
登場人物が多いため、最初は名前と関係性を覚える必要があります。
一方で、特定の主人公だけを追う作品ではないため、自分の好きな人物や組み合わせを探す楽しみがあります。
百合漫画という言葉から「恋愛が中心で重い物語なのでは」と構えている方ほど、本作の気軽さは入口になりやすいでしょう。
重い恋愛劇を避け、まずは女性同士の距離感や掛け合いを楽しみたいときに選びやすい一冊です。
6.『春の光に呑まれても』
作者:仁科/出版社:一迅社/レーベル:百合姫コミックス/刊行状況:全1巻
廃校が決まっている高校で、最後の新入生となった成海と杏を描きます。
二人は卒業アルバム制作を任され、消えていく学校の景色を記録しながら、自分たちの未来と向き合っていきます。
全1巻のため、長期連載を追う前に百合漫画を一冊読んでみたい方にも向いています。
本作で心に残るのは、大きな事件や劇的な告白よりも、誰もいなくなる校舎や季節の光です。
学校の終わりが最初から決まっているため、何気ない会話にも「この時間は残らない」という切なさが漂います。
完結までの距離が短いからこそ、一冊の中で出会いと別れ、そして未来へ進む感情をまとまった形で味わえるのが強みです。
長編に手を出す時間はないけれど、余韻のある青春百合を読みたい方におすすめできます。
7.『私だって青春したいですよ、本当は。』
作者:尾野凛/出版社:一迅社/掲載:コミック百合姫/刊行状況:第1巻刊行・連載中
目立たない少女と、周囲から華やかに見られている少女が近づく青春ラブコメです。
外見や学校内での立場が異なる二人を扱いますが、片方だけを一方的な憧れの対象にしないところに魅力があります。
『コミック百合姫』では20周年新連載企画の一作として始まり、第1巻の発売が2026年2月18日発売の4月号で紹介されました。
表情の変化が大きく、緊張した場面からコメディへ移るテンポも軽快です。
青春への未練や「自分には似合わない」という思い込みを、二人の交流が少しずつ崩していきます。
個人的には、「陽キャと陰キャ」のような単純な属性だけで終わらせず、どちらにも他人からは見えにくい不器用さがある点に親しみやすさを感じます。
学園ラブコメらしい明るさを求めつつ、自己肯定感の揺れも丁寧に読みたい方に向いています。
8.『猫に白鳥、蛍に小判』
作者:ヨドカワ/ジャンル:学園・三角関係/刊行状況:単行本展開中
複数の少女の視線と感情が交差する、学園百合漫画です。
一組の恋愛へ早い段階で答えを出さず、誰が誰を見ているのかによって場面の意味が変化します。
台詞そのものだけでなく、会話へ入るタイミングや相手を見ない表情に本音が表れる作品です。
一直線な恋愛を求める場合は複雑に感じられますが、三角関係の中で誰にも完全には肩入れできない感覚を味わえます。
百合漫画を何作か読んだ後に、「両想いになるまで」を追うだけではない作品へ進みたい方にも適しています。
誰かが幸せになることで別の誰かが傷つくかもしれない。そんな人間関係の難しさまで含めて楽しめる作品です。
ラブコメ・日常系の百合漫画おすすめ3選
疲れているときや、重い展開を避けたいときには、会話と日常を中心にした作品が読みやすいでしょう。
恋愛の結論だけではなく、二人が一緒に過ごす時間そのものを楽しめる3作品です。
9.『#ギャルとギャルの百合』
作者:イノウエ/ジャンル:ギャル・交際後ラブコメ/刊行状況:単行本展開中
二人のギャルが、勢いから「1年間付き合ってみる」ことになる物語です。
多くの恋愛漫画が交際を物語上の一つの到達点にするのに対し、本作は交際という形を先に作り、後から本当の気持ちを確かめていきます。
友達の延長なのか、本当に恋人なのか。そもそも「恋人らしい振る舞い」とは何なのか。
明るい会話の中に、関係へ名前を付けたからこそ生まれる戸惑いがあります。
この「付き合ったら終わりではなく、付き合ってから始まる」という構造は、2026年の百合漫画を考えるうえでも興味深いポイントです。
告白までのドキドキだけではなく、恋人という関係をどう作っていくのかを楽しみたい方に向いています。
10.『陰キャギャルでもイキがりたい!』
作者:かしわぎつきこ/出版社:一迅社/掲載:コミック百合姫/刊行状況:連載中
ギャルらしい見た目と、内向的で不器用な本音の差を楽しむ作品です。
「派手だから積極的」「おとなしいから受け身」と人物を単純に分けず、強がりと本当の勇気を丁寧に描き分けています。
2026年6月17日発売の『コミック百合姫』8月号にも掲載されました。
大きな事件より、言い過ぎた後の反応や、視線を合わせられない瞬間に感情が表れます。
人は見た目どおりに恋をするわけではありません。
本作では、外見から想像される自信と内側にある不安の差が、恋愛のもどかしさにつながっています。
会話のテンポと人物の照れ方を楽しみたい方に合う作品です。
11.『大室家』
作者:なもり/出版社:一迅社/掲載:コミック百合姫/刊行状況:連載中
『ゆるゆり』に登場する大室櫻子と、その姉妹を中心に描くスピンオフ作品です。
学校での姿だけでなく、家庭での立場や姉妹それぞれの交友関係が描かれます。
2026年6月17日発売の『コミック百合姫』8月号にも『ゆるゆり』と並んで掲載されています。
本編では勢いのある言動が目立つ櫻子も、家族の中では異なる表情を見せます。
学校と家庭の両側から人物を見ることで、普段のコメディだけでは分からない不器用さや優しさが伝わります。
『ゆるゆり』を先に知っていればより楽しみやすい一方、姉妹や友人同士の距離感を味わう作品として読むこともできます。
「恋愛が進む速さ」よりも、「この人物たちは普段どのように一緒にいるのか」を楽しみたい方におすすめです。
ファンタジー・ミステリー・SF百合漫画おすすめ5選
百合漫画は、恋愛だけを切り離して描く必要はありません。
吸血鬼、悪役令嬢、事件、戦闘といった設定が、二人の距離や立場の違いをより鮮明にする作品もあります。
普段はファンタジーやミステリーを中心に読む方なら、好きなジャンルから百合漫画へ入るという選び方もおすすめです。
12.『白妙様、秘密ですよ』
作者:雪子/ジャンル:吸血鬼・秘密・恋愛/刊行状況:単行本展開中
吸血鬼と人間という異なる存在の関係を描くファンタジー百合漫画です。
相手の正体を知りたいという気持ちが、恋愛の接近と謎を追う行動の両方につながります。
吸血鬼という設定は、美しい雰囲気を作るためだけではありません。
寿命や生き方の違いが、「同じ時間を過ごせるのか」という不安になり、甘い場面にも影を落とします。
ファンタジー設定が関係性と切り離されていないため、世界観を知るほど二人の距離の意味も深くなる作品です。
人間同士では生まれにくい時間感覚の違いまで含めて恋愛を考えたい方に向いています。
13.『悪役令嬢のお嫁さま』
作者:かわのあきこ/ジャンル:悪役令嬢・人外・ダークファンタジー/刊行状況:単行本展開中
悪役令嬢と人外の要素を組み合わせ、復讐劇を思わせる導入から始まる作品です。
物語が進むと御伽話のような不穏な伏線が見え、最初に抱いた善悪の印象が揺らぎます。
恋愛の進展だけを急いで追う作品ではなく、相手の正体や過去を知ることで関係の見え方が変わります。
華やかな衣装や世界観の裏にある違和感を拾いながら読むと、面白さが増す一作です。
悪役令嬢ものに慣れている読者にとっても、「悪役」という役割をどのように扱うかを確認しながら読めるでしょう。
恋愛と物語上の謎を同時に楽しみたい方に適しています。
14.『或いは、私の名探偵』
作者:毒田ペパ子/ジャンル:ミステリー・バディ/刊行状況:単行本展開中
事件や秘密を追う物語と、女性同士のバディ関係を組み合わせた作品です。
琴音が隠しているものへ近づくほど、「秘密を暴けば理解できるのか、それとも関係を壊すのか」という緊張が生まれます。
本格推理の論理だけを競う作品というより、謎を通して人物の内側へ近づいていく物語です。
相手のことを知りたいという気持ちは、恋愛でもミステリーでも強い推進力になります。
しかし、知ることが必ずしも相手のためになるとは限りません。本作では、その境界が二人の関係を動かします。
恋愛場面が連続する作品より、目的を持って行動する二人を追いたい方に読みやすいでしょう。
15.『ペアリングギア』
作者:教祖れい/ジャンル:ディストピア・SFアクション/刊行状況:単行本展開中
危険な世界で行動を共にする女性同士のバディを描きます。
戦闘、世界の仕組み、人物の過去が同時に進むため、普段は少年漫画やSF漫画を読む方も物語へ入りやすい構成です。
二人の関係は、日常の会話だけで育つものではありません。
危機の中で背中を預け、相手の判断へ命を任せる経験が、言葉より強い信頼になっていきます。
恋愛の明確な告白よりも、「この相手なら任せられる」という積み重ねを百合として味わいたい方に向いています。
バディ作品が好きな方にとって、百合漫画の入口になりやすいタイプです。
16.『私の推しは悪役令嬢。』
原作:いのり。/漫画:青乃下/キャラクターデザイン原案:花ヶ田/出版社:一迅社/掲載:コミック百合姫/刊行状況:第12巻まで刊行・連載中
乙女ゲームの世界へ転生した主人公・レイが、男性攻略対象ではなく、悪役令嬢クレアへ積極的に思いを伝える作品です。
好意の方向が最初から明確なため、百合漫画にも異世界転生漫画にも慣れていない方が目的をつかみやすくなっています。
第12巻は2026年4月に発売され、2026年6月17日発売の『コミック百合姫』8月号にも連載作品として掲載されました。
序盤はレイの勢いを生かしたコメディが目立ちますが、物語は次第に身分差や社会制度へ広がります。
ここが、本作を単なる「悪役令嬢へ猛烈にアプローチするコメディ」で終わらせない部分です。
「好きだから追いかける」という構図から、相手が生きる世界そのものをどう受け止め、どう変えていくのかへ進む点に、長期作品ならではの厚みがあります。
異世界転生ものが好きで、百合漫画を初めて読む方には特に入りやすい作品の一つです。

執着や危うい関係を描く百合漫画おすすめ4選
ここから紹介する作品には、嫉妬、依存、秘密、裏切りなど、穏やかではない感情が含まれます。
明るい入門作を探している方より、人物の欠点や割り切れない選択まで読みたい方に適した作品です。
百合漫画は必ずしも「理想的な恋愛のお手本」を描くジャンルではありません。むしろ、人を好きになることで露わになる弱さや醜さまで描く作品にこそ、強烈な読後感が残ることがあります。
17.『妄執女と芥川』
作者:鈴木二三江/ジャンル:社会人・文学・執着/刊行状況:単行本展開中
愛情、野望、承認欲求が絡み合う社会人百合漫画です。
登場人物の関係は、互いを尊重して成長する理想的な恋愛とは言いにくく、離れるべきだと分かっていても離れられない危うさがあります。
相手を愛しているから求めるのか、自分の価値を確かめたいから必要とするのか。
その境界が曖昧なため、共感できるかどうかより、人物がなぜその選択をしたのかを考えながら読む作品です。
社会人ものでは、学生時代のように感情だけで動けない点も重要です。
仕事や評価、自尊心といった要素が関係へ入り込むことで、「好き」という言葉だけでは整理できない感情が浮かび上がります。
18.『映しちゃダメな顔』
作者:FLOWERCHILD/出版社:一迅社/掲載:コミック百合姫/刊行状況:第4巻まで刊行
人前で見せる顔と、特定の相手にだけ見せる本心の差を描く作品です。
題名の「映しちゃダメな顔」は、単に強い表情を指すのではなく、他人から期待される自分と、本心をさらけ出した自分の境界を示しています。
第4巻は2026年5月に発売され、2026年5月18日発売の『コミック百合姫』7月号で紹介されました。
強い感情を扱いますが、派手な衝突だけでなく、主導権がどちらにあるのかが会話のたびに変わるところも見どころです。
相手に見せられない部分を知られることは、安心にもなれば弱点にもなります。
「秘密を共有すれば距離が縮まる」という単純な話ではなく、知られすぎる怖さまで含めて関係性を描いている点に読み応えがあります。
19.『今日はカノジョがいないから』
作者:岩見樹代子/出版社:一迅社/掲載:コミック百合姫/刊行状況:連載中
恋人がそばにいない時間に生まれる孤独と、心の揺れを描く作品です。
恋人がいるという事実だけでは満たされない感情が、秘密や危うい選択へつながっていきます。
2026年1月17日発売の『コミック百合姫』3月号や、2026年6月17日発売の8月号にも掲載されています。
登場人物は、読者が安心できる判断だけを選びません。
共感しにくい行動もありますが、「なぜ恋人がいるのに寂しいのか」という問題を避けずに描くことで、恋愛成立後の関係を考えさせます。
これは百合漫画に限らず、恋愛作品全体でも重要な視点です。
交際できればすべて解決するわけではありません。相手との時間、価値観、満たされない気持ちをどう扱うかまで描くことで、恋愛の先にある難しさが見えてきます。
20.『ぜんぶ壊して地獄で愛して』
作者:くわばらたもつ/出版社:一迅社/掲載:コミック百合姫/刊行状況:第6巻まで刊行・連載中
強い執着と衝突を抱えた二人の関係を描く百合漫画です。
周囲から見れば距離を置いた方がよい関係でも、当人たちにとっては、相手だけが抑えていた本心を引き出す存在になっています。
第6巻は2026年6月に発売され、2026年6月17日発売の『コミック百合姫』8月号でも大きく紹介されました。
感情の激しさだけで押し切るのではなく、優等生として振る舞う顔と、相手の前で崩れていく顔を対比させています。
本作の面白さは、「関係が健全かどうか」という一つの物差しだけでは整理しにくいところです。
人は必ずしも、自分を穏やかにしてくれる相手だけに惹かれるわけではありません。むしろ、自分でも見たくなかった感情を引き出す相手から離れられないことがあります。
安心できる恋愛を求める時期には選びにくい一方、怒りや嫉妬まで含めた関係を読みたいときには強く残る作品です。
『やがて君になる』『citrus』を20選に入れなかった理由
百合漫画の定番や歴代名作を探す場合、『やがて君になる』『citrus』『私の百合はお仕事です!』は現在も有力な候補です。
本記事で20選の本編へ入れなかったのは、評価が低いからではありません。
今回は歴代作品を単純に順位付けするのではなく、2026年に刊行や連載の動きがある作品を多めに含め、現在の百合漫画がどこまで題材を広げているかを案内することを優先しました。
『やがて君になる』は「好きとは何か」を考えたい人向け
『やがて君になる』は、恋愛感情が分からない人物を通して、「好きとは何か」を丁寧に考えたい方に向いています。
相手に惹かれることと、恋愛という言葉を理解することが同時ではない点を描いており、感情を言葉にする難しさが作品の核になっています。
完結作品のため、最初から最後まで人物の変化を見届けたい場合にも選びやすい作品です。
連載を追うのではなく、まとまった物語として百合漫画を読みたい方には、現在でも重要な候補です。
『citrus』は感情の起伏が大きい学園恋愛
『citrus』は、衝突の強い出会いから始まる、感情の起伏が大きな学園恋愛です。
静かな会話を積み重ねる作品より、事件や障害によって関係が大きく動く作品を読みたい場合に合います。
百合漫画初心者でも物語の変化を追いやすい一方、落ち着いた日常系とは読み味がかなり異なります。
そのため、「穏やかさ」より「次に何が起こるか」を重視する方に向いています。
『私の百合はお仕事です!』は演技と本心が交差する群像劇
『私の百合はお仕事です!』は、演じている関係と本心のずれを描く群像劇です。
表向きの優雅な雰囲気とは対照的に人物関係は複雑で、建前が現実の感情を傷つけていく過程に読み応えがあります。
誰か一組だけを追うより、複数の人物が互いの感情へ影響を与える作品を読みたい方に向いています。
百合漫画に慣れてから読むと、「見せる関係」と「本当に望んでいる関係」の差をより深く楽しめるでしょう。
百合漫画を失敗せず選ぶ3つの基準
おすすめランキングだけで百合漫画を選ぶと、「人気なのは分かるけれど、自分には合わなかった」ということがあります。
失敗を減らすには、恋愛の明確さ・読後感・長さの3点から選ぶのがおすすめです。
恋愛が明確か、名前のない関係か
誰が誰を好きなのか、早い段階で分かる作品を読みたい場合は、次の4作が選びやすいでしょう。
- 『ささやくように恋を唄う』
- 『オンニって呼んでもいいですか?』
- 『#ギャルとギャルの百合』
- 『私の推しは悪役令嬢。』
これらは好意の方向が比較的分かりやすいため、「これは恋愛なのか、それとも友情なのか」と迷い続けることが少ない作品です。
百合漫画初心者で、まず恋愛漫画として楽しみたい方には入りやすいでしょう。
一方、『カムパネルラの塔』『猫に白鳥、蛍に小判』『ペアリングギア』では、恋愛、憧れ、依存、信頼が簡単には分けられません。
百合漫画では、交際することだけが物語の答えではなく、相手が自分にとって何者なのかを探す過程そのものが中心になる場合があります。
「関係に名前が付くか」よりも、「二人にとって相手がどれほど特別なのか」を読みたい方には、こちらのタイプが向いています。
読み終えた後にどんな気分になりたいか
明るく笑いたいときは、『ゆるゆり』『#ギャルとギャルの百合』『陰キャギャルでもイキがりたい!』が候補になります。
静かな余韻を味わいたい場合は、『春の光に呑まれても』『拝啓、在りし日に咲く花たちへ』が選びやすいでしょう。
強く感情を揺さぶられたい場合は、『映しちゃダメな顔』『今日はカノジョがいないから』『ぜんぶ壊して地獄で愛して』があります。
作品の評価が高くても、その日の気分と合わなければ、魅力を十分に受け止めにくいことがあります。
知名度より先に、「今日は安心したいのか、切なくなりたいのか、強い感情を浴びたいのか」を考えることも大切です。
これは私自身、数多くの作品を読んできて特に感じる部分です。
名作と呼ばれる作品でも、疲れている日に重い人間関係を読むと負担になることがあります。反対に、感情を大きく揺さぶられたい日に穏やかな日常ものを選ぶと、物足りなく感じるかもしれません。
1冊で読みたいか、長く関係を追いたいか
一冊で完結する作品を選びたい場合は、全1巻の『春の光に呑まれても』が入りやすい作品です。
短時間でも物語の始まりから終わりまで確認できるため、「まず百合漫画を一冊試してみたい」という方にも適しています。
複数巻を通して関係の変化を追いたい場合は、『ささやくように恋を唄う』『私の推しは悪役令嬢。』『拝啓、在りし日に咲く花たちへ』などがあります。
長編では、最初は小さかった感情が何巻もかけて変化したり、主人公以外の人物関係が広がったりする面白さがあります。
ただし、長期連載では最新単行本と雑誌掲載分の間に差がある場合があります。
完結の有無、最新巻、電子版の配信状況、価格は購入先によって変わるため、読み始める前に確認しておくと安心です。
百合漫画おすすめ20選から見える2026年の傾向
2026年の作品を見て私が重要だと感じるのは、百合が単独の物語ジャンルというより、別ジャンルを深くする「関係性の軸」になっていることです。
学園で少女同士が恋をするという基本形だけでなく、歴史、芸能、推し活、ファンタジー、ミステリー、SFなど、さまざまな物語と結びついています。
これは百合漫画を読む人の入口が広がっているという意味でもあります。
学園恋愛だけでなく「別ジャンル×百合」が広がっている
『拝啓、在りし日に咲く花たちへ』では、手紙と「エス」文化が二人の距離を作ります。
『カムパネルラの塔』では、モデルとしての才能差と死が、憧れを純粋な好意だけでは終わらせません。
『オンニって呼んでもいいですか?』では、K-POPや推し活が、理想化された人物と現実の相手を見る視線の違いへつながっています。
吸血鬼、悪役令嬢、探偵、ディストピアといった設定も、目新しさを加えるだけの飾りではありません。
寿命、身分、秘密、生存競争などの障害があるからこそ、二人が近づくことの重みが増しています。
この点から考えると、百合漫画初心者が必ずしも「百合作品として有名なもの」から入る必要はありません。
普段ファンタジーを読むなら『私の推しは悪役令嬢。』、ミステリーが好きなら『或いは、私の名探偵』、SFやバディものが好きなら『ペアリングギア』というように、自分が普段読むジャンルから入る方が自然な場合もあります。
これが、2026年の百合漫画を選ぶうえで意識したい大きなポイントです。
『コミック百合姫』20周年企画は2026年まで継続
『コミック百合姫』は2025年7月に創刊20周年を迎え、アンソロジー、新連載企画、12か月連続特別読切などを展開しました。
12か月連続特別読切は2026年まで続き、2026年5月18日発売の7月号には第11弾として、くずしろ先生の『こわくのこわいの』が掲載されました。
2026年6月17日発売の8月号には、第12弾として志村貴子先生の『冬の終わりに春を待つ』が掲載されています。
ここで間違えやすいのは、創刊20周年を迎えた年です。
20周年を迎えたのは2025年であり、その記念企画が2026年まで続いたという流れになります。
公式バックナンバーでは、2026年1月号から9月号までの刊行情報も確認できます。
ただし、雑誌の掲載作品数だけで、百合漫画市場全体が成長していると断定することはできません。
私がここから読み取れるのは、市場規模そのものではなく、編集部が長期連載を維持しながら、新しい作家や異なる題材を継続的に投入していることです。
王道作品を残しつつ、新しい切り口も試す。この両輪があるからこそ、初心者にも既存ファンにも異なる入口が生まれています。
恋が成立した後の関係も重要になる
今後の百合漫画では、「二人が付き合えるか」だけではなく、付き合った後にどう生きるのかが、さらに重要になると私は考えています。
『#ギャルとギャルの百合』は、交際という形を先に作り、その後で本当の感情を確かめます。
『今日はカノジョがいないから』は、恋人がいる状態でも消えない孤独を描いています。
恋愛が成立しても、仕事、才能、家族、将来への不安が消えるわけではありません。
むしろ、付き合う前には見えなかった違いが、関係が深くなった後に表面化することもあります。
その先まで描く作品が増えれば、学生の初恋だけでなく、社会人の生活や長く一緒にいる難しさを扱う物語もさらに広がるでしょう。
個人的には、この方向性は百合漫画の読者層を広げるうえでも重要だと考えています。
10代の初恋だけでなく、20代、30代、その先の人生で人を好きになることまで描ければ、「自分の今の生活に重ねて読める百合漫画」が増えていくからです。
「恋愛の有無」より感情の構造で選ぶと作品の幅が広がる
百合漫画について語るとき、「この二人は恋愛関係なのか」という点だけが注目されることがあります。
しかし、本記事の20作を並べてみると、作品を面白くしているのは恋愛の有無だけではありません。
憧れているのに嫉妬する、守りたいのに傷つける、信頼しているのに秘密を知りたくなる。このような相反する感情が同時に存在することが、女性同士の関係を深くしています。
これは百合漫画選びで見落とされやすい視点です。
「恋愛が明確な作品が好き」という人もいれば、「言葉にできない関係の方が好き」という人もいます。どちらが正しいというものではありません。
自分がどの感情に惹かれるのかが分かると、作品の知名度に左右されず、自分だけのお気に入りを見つけやすくなります。
百合漫画の試し読みで確認したいポイント
おすすめ記事では、作品の設定や巻数を比較できます。
しかし、百合漫画の読み味は、あらすじだけでは判断しきれません。
同じ学園恋愛でも、台詞が多い作品と、視線や沈黙で見せる作品では印象が大きく異なります。
試し読みでは、次の点を確認すると自分に合う作品を見つけやすくなります。
- 二人の会話をもう少し読みたいと思えるか
- 絵柄や表情の見せ方が好みに合うか
- 恋愛が進む速さに違和感がないか
- 三角関係や重い感情を受け入れられそうか
- 世界観の説明を負担に感じないか
特に確認したいのが、「この二人の次の会話を見たいと思えるか」です。
物語設定が面白くても、登場人物の会話に興味を持てなければ、長編を読み続けるのは難しくなります。
反対に、設定そのものはシンプルでも、「この二人が次に何を話すのだろう」と思えれば、自然にページをめくりたくなります。
百合漫画は関係性そのものが読みどころになる作品が多いからこそ、この感覚は相性判断の大切な手掛かりです。
百合漫画初心者は結局どれから読むべき?
迷った場合は、まず普段好きな漫画ジャンルに近い作品を一冊選ぶのがおすすめです。
「百合漫画だから」と特別な読み方をする必要はありません。
恋愛漫画が好きなら『ささやくように恋を唄う』、日常コメディが好きなら『ゆるゆり』、異世界転生が好きなら『私の推しは悪役令嬢。』、ミステリーが好きなら『或いは、私の名探偵』から始めれば、普段の読書体験の延長で入りやすくなります。
長編が負担なら、全1巻の『春の光に呑まれても』から試す方法もあります。
一方、すでに百合漫画を何作か読んでいる方には、『カムパネルラの塔』『今日はカノジョがいないから』『ぜんぶ壊して地獄で愛して』のように、感情が単純ではない作品もおすすめです。
私自身、多くのアニメや漫画を見てきましたが、作品選びで最も大切なのは「一般的に評価が高いか」だけではなく、今の自分がその作品の感情を受け止めたいと思えるかだと感じています。
百合漫画は同じジャンル名の中でも読み味の振れ幅が大きいからこそ、ランキングだけでなく、自分の気分と好みを基準に選んでみてください。
まとめ
2026年版の百合漫画おすすめ20選として、王道の学園恋愛、日常コメディ、大正文化、K-POP、吸血鬼、悪役令嬢、ミステリー、SF、執着系まで幅広く紹介しました。
初めて読む場合は、恋愛の流れが分かりやすい『ささやくように恋を唄う』、明るい『ゆるゆり』、異世界から入れる『私の推しは悪役令嬢。』が選びやすいでしょう。
一冊で読み切りたい場合は『春の光に呑まれても』、2026年らしい題材の広がりを感じたい場合は『拝啓、在りし日に咲く花たちへ』『カムパネルラの塔』『オンニって呼んでもいいですか?』が候補になります。
また、ミステリー、SF、ファンタジーなどを普段から読む方は、百合漫画としての知名度だけでなく、自分の好きなジャンルを入口にして選ぶ方法もおすすめです。
作品を選ぶ際は順位だけでなく、恋愛の明確さ、読後感、物語ジャンル、巻数、そして二人の会話をもっと読みたいと思えるかを確認してみてください。
百合漫画の魅力は、恋が成就する瞬間だけではありません。名前の付かない憧れや嫉妬、長く一緒にいる難しさ、命を預けるほどの信頼まで、女性同士の関係をさまざまな角度から描けるところにあります。
自分が今見届けたい関係に近い一冊を選ぶことが、新しいお気に入りと出会う近道です。
よくある質問
百合漫画初心者にはどの作品がおすすめですか?
王道の恋愛なら『ささやくように恋を唄う』、明るい日常なら『ゆるゆり』、異世界漫画が好きなら『私の推しは悪役令嬢。』が入りやすい作品です。
短く読み切りたい方には、全1巻の『春の光に呑まれても』も向いています。
百合漫画は女性同士の恋愛だけを描くものですか?
作品や読者によって「百合」の範囲は異なります。
本記事では明確な恋愛だけでなく、憧れ、嫉妬、執着、相棒としての信頼など、友情だけでは説明しきれない女性同士の特別な関係も広義の百合として扱っています。
恋愛がはっきり描かれる作品を読みたい場合は、あらすじや試し読みで好意の方向を確認してから選ぶと安心です。
2026年の百合漫画にはどのような特徴がありますか?
本記事で取り上げた作品では、学園恋愛に加え、大正文化、K-POP、吸血鬼、悪役令嬢、ミステリー、SFなどとの組み合わせが見られます。
さらに、恋が成立するまでだけではなく、才能への嫉妬、交際後の孤独、将来の選択など、関係が始まった後まで描く作品があることも特徴です。



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