『チェンソーマン レゼ篇』の巡礼候補は女坂・葵ビル・公衆電話2地点・トロワバグ ヴェールで、公式認定は未確認です。
階段や曲がり角を見たい人は女坂周辺、デンジとレゼの出会いを思い出したい人は電話ボックスの候補から計画すると、訪問先を選びやすくなります。公開後の訪問報告を振り返りながら、所在地、アクセス、カフェの営業情報を確認できた範囲で整理します。
『チェンソーマン レゼ篇』の公開後、何が巡礼先として注目された?
映画公開後、編集部の現地レポートや個人の訪問記で、女坂の階段、近隣の街角、路地のカフェ、公衆電話が取り上げられました。注目されたのは一つの建物だけでなく、登場人物の移動を思い出させる街並みです。
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の日本公開日は、2025年9月19日です。公式サイトでも、この日付で公開が案内されました。作品公式ニュース
2025年10月の編集部レポートが伝えた現地の様子
「アニメ!アニメ!」編集部は、2025年10月14日公開の記事で、御茶ノ水駅から女坂へ向かい、周辺を歩いた様子を報告しています。駅から街並みを眺めながら約10分歩き、階段や近くの街角で撮影する人を見かけたとしています。
さらに、路地にあるカフェでは列ができていたため入店を見送り、その後は教会近くの電話ボックスへ移動しました。これは公開後のある訪問時点の記録であり、現在の混雑や、列に並んだ人全員の訪問目的を示すものではありません。アニメ!アニメ!の現地レポート
筆者がこの報告で興味深いと感じるのは、階段を見た後、その先の街角にも作品を連想する風景が続いていた点です。写真の構図を探すだけでなく、場所と場所のつながりを歩いて確かめられることが、この地域の巡礼の魅力だと考えます。
過去の訪問記と、現在の確認状況を分けて読む
本記事の資料閲覧日は2026年9月29日、筆者による現地確認は未実施です。映画本編の該当カットを独自に再生して照合した記事ではなく、自治体の案内、店舗取材記事、巡礼レポートを比較して構成しています。
そのため、以下では「所在地が確認できること」「訪問者が作品との類似を指摘していること」「現在も同じ状態で見られること」を区別します。公衆電話の現存、当日の営業、道路の一時的な規制は、それぞれ別の確認が必要です。
画像トークンで示す挿絵は街歩きのイメージを想定しています。現地写真や経路図として使うものではありません。
女坂・葵ビル・電話ボックス・カフェの候補はどこ?
中心となるのは、千代田区の神田猿楽町、神田神保町、西神田にある候補地です。まずは女坂と葵ビルを一組にし、電話やカフェを好みに応じて加えると、目的が散らばりません。
表の住所はすべて東京都千代田区です。電話ボックスの住所は周辺の目印を示し、電話そのものの住居表示ではありません。
| 候補地・所在地 | 作品との関係 | 確認の範囲 |
|---|---|---|
| 女坂 神田猿楽町2丁目5付近 | 階段の候補説 訪問記事による | 公的所在地案内あり 現況未確認 |
| 葵ビル 神田猿楽町2丁目5-8 | 曲がり角の候補説 訪問記事による | 建物所在地確認 現況未確認 |
| 白山通りの公衆電話 神田神保町1丁目42-4付近 | 出会いの場面の候補説 訪問記事による | 過去の訪問記あり 現存未確認 |
| 神田教会前付近の公衆電話 西神田1丁目1-12付近 | 出会いの場面の候補説 訪問記事による | 教会所在地確認 電話の現存未確認 |
| トロワバグ ヴェール 神田猿楽町2丁目7-7 | カフェ「二道」の候補説 訪問記事による | 店舗紹介あり 当日の営業未確認 |
| 松井ビル付近の小道 神田猿楽町1丁目5 | バイト先への小道の候補説 個人訪問記による | 訪問記上の所在地 通行範囲未確認 |
葵ビルの番地はオアシスの建物情報、神田教会の番地は教会自身の案内で確認できます。ただし、所在地の情報が作品のモデル認定を意味するわけではありません。オアシスの葵ビル情報、カトリック神田教会の案内
カフェと小道は、別々の候補として登録する
カフェの目的地にするのは、店名と住所が対応する「トロワバグ ヴェール」です。元の個人訪問記にある「神田猿楽町2丁目4-7」は同店の「2丁目7-7」と異なるため、本記事では同じ店舗の住所として採用しません。
また、松井ビル付近は、店へ向かう小道に似ていると紹介された場所です。店の外観候補と小道の候補を一つにまとめると、現地で探す対象が曖昧になります。
この区別は、地図の登録にも役立ちます。「カフェ」「小道」「電話・白山通り側」「電話・教会側」と名前を分けておけば、訪問先を減らす場合にも選びやすくなります。
女坂と葵ビルはどう行く?階段と曲がり角の見どころ
女坂へ向かう出発点は、JR御茶ノ水駅の御茶ノ水橋口、またはJR水道橋駅の東口です。千代田区観光協会は、どちらからも徒歩5分と案内しています。
女坂は男坂の約100メートル西側にあり、途中に踊り場があります。近くで階段を見つけても、名称と位置を確認してから向かうと取り違えを防げます。千代田区観光協会の女坂案内
女坂では、階段の形と見る方向を分けて考える
女坂の特徴は、踊り場を挟んで高低差をつなぐ構造です。上から眺める場合は坂下への見通し、下から歩く場合は上るにつれて変わる視界に注目できます。
個人の訪問記では、映画でレゼが階段を上ることや、上部からの景色が似ていることが紹介されています。ただし、「映画と同じ景色」という訪問者の感想と、すべての段数や周辺建物が一致するという検証結果は同じではありません。
筆者としては、まず階段全体の形を見て、次に自分の立つ位置を変える方が、風景の特徴をつかみやすいと考えます。写真の一点を再現しようとするより、踊り場が見通しをどう変えるかを見ると、現実の場所としても楽しめます。
女坂は1924年の震災復興事業で造られた
千代田区の文化財案内によると、この一帯は猿楽町と駿河台の境にある崖地で、もともと通路がありませんでした。1924年8月の震災復興事業で通路が設けられ、二つの踊り場を持つ女坂と、直線的な男坂が造られました。千代田区文化財サイトの女坂解説
つまり、印象的な階段の形には、街の高低差をつなぐための背景があります。筆者は、この来歴を知ると、作品を連想させる場所であると同時に、人々が日常的に使ってきた通路として女坂を見ることができると感じます。
制作側がこの歴史を意識したかどうかは確認できません。ここで大切なのは作り手の意図を推測することより、訪れる側の視点が一つ増えることです。
葵ビルでは、角のくぼみと女坂の位置関係を見る
2026年1月27日公開のMAGの記事では、西澤浩一さんが、女坂を下りた先にある葵ビルを紹介しています。比較の手がかりとして挙げられているのは、建物の角がくぼんだ形状です。
同記事は、白山通りの電話ボックス、女坂、葵ビル、トロワバグ ヴェールを順に取り上げています。候補を探すうえでは、単に「似ている建物」という印象より、具体的な形状に着目した指摘が参考になります。MAGの巡礼記事
葵ビルを見る際は、建物の輪郭と、そこから女坂がどちらに見えるかを分けて観察するとよいでしょう。一つの角だけを切り取るより、街角から階段へ視線を移す方が、登場人物の移動を思い出す手がかりになります。

公衆電話と「二道」のカフェ候補は、現在も訪問できる?
公衆電話2地点の現在の設置状況と、カフェの訪問当日の営業は、今回の調査では確定できませんでした。一方で、確認先の名称と、営業情報に食い違いがある点までは整理できます。
電話ボックスは2地点を混同しない
白山通り側の候補は、鉄建神保町ビル付近が目印です。itsankitte00さんの訪問記は、神保町駅北側の電話について、周囲の柵や交差点が似ていると記しています。
同じ訪問記には女坂近くの別の電話も登場し、小道の候補として松井ビル付近も挙げられています。ここから分かるのは、一つの場面を連想させる候補が複数あり、電話そのもの以外の周辺環境も比較されていることです。itsankitte00さんの訪問記
教会前付近の電話と白山通り側の電話を見比べるなら、ボックスの形だけでなく、道路との向き、歩道の広さ、交差点との位置関係を観察すると違いが分かりやすくなります。
ただし、似た要素が別々の地点にあることから、制作側が複数地点を合成したとまでは判断できません。それを確かめるには、本編のカット比較や制作資料など、別の根拠が必要です。
公衆電話の確認先はNTT東日本の設置場所検索
NTT東日本の「公衆電話 設置場所検索」は、閲覧時点で2026年9月15日現在の設置情報を提供すると表示していました。住所や施設名を検索し、周辺の設置場所を地図で確認する仕組みです。
今回確認できたのは検索サービスと情報基準日の表示までで、候補2地点の個別の設置表示までは照合できていません。したがって、表では両地点とも「現存未確認」としました。NTT東日本の公衆電話設置場所検索
訪問前に確認する際は、「神田神保町1丁目42」周辺と「西神田1丁目1」周辺を分けて探してください。検索された建物や住所の位置そのものが電話の設置位置とは限らないため、地図上の電話の表示を見ることが大切です。
トロワバグ ヴェールは本店とは別の店舗
候補店の所在地は、神田猿楽町2丁目7-7、倉林ビル1階B室です。神田神保町にある本店「トロワバグ」とは住所が異なるため、店名の「ヴェール」まで確かめて向かいましょう。
「さんたつ by 散歩の達人」の取材では、同店は2024年6月に開店し、以前の花屋の内装を多く残していると紹介されています。錦華通りから路地をのぞいた先にある、淡い青緑色の窓枠と白いドアも目印です。さんたつの店舗取材記事
路地の先に店があるという配置は、街歩きで確かめやすい要素です。一方、カフェ「二道」の外観や内装がそのまま存在すると期待すると、訪問時の印象にずれが生じるかもしれません。
営業時間は掲載媒体で異なるため、公式SNSを優先する
「レッツエンジョイ東京」には、火~金曜12時~19時、土日祝12時~18時、月曜定休と掲載されています。ラストオーダーはそれぞれ閉店の30分前で、公式SNSとしてInstagramの「troisbaguesvertes」が案内されています。レッツエンジョイ東京の店舗情報
一方、2026年6月に営業時間を確認したとするJapanicheには、月・火曜休み、水~日曜は15時~16時に中休みがある案内が掲載されています。火曜日の営業と中休みの有無が一致していないため、どちらかを現在の確定情報として扱うことはできません。Japanicheの店舗案内
公式Instagramは今回、投稿内容を取得できず、最新の営業日程を確認できませんでした。訪問前には「troisbaguesvertes」の直近の営業案内を優先し、必要に応じて店舗へ確認してください。
カフェに入れなくても女坂や街角を楽しめる計画にしておくと、休業や待ち時間があった場合も予定を切り替えやすくなります。
女坂・神保町の巡礼は、どの順番でどれくらい時間を取る?
女坂を上から見たい場合は御茶ノ水駅発、電話ボックスを先に探したい場合は神保町駅発が組み立てやすい順番です。ただし、以下は所在地と訪問記事に基づく巡回案で、全区間の通行可否を現地検証した最短ルートではありません。
御茶ノ水駅発なら、女坂から市街地へ下る
女坂を中心にする場合は、次の順番を計画のたたき台にできます。
- JR御茶ノ水駅・御茶ノ水橋口から女坂の上部を目指す。
- 女坂を下り、葵ビル付近の街角を見る。
- トロワバグ ヴェールへ向かう。
- 神田教会前付近の公衆電話候補を探す。
- 白山通り側の公衆電話候補を経て、神保町駅方面へ向かう。
松井ビル付近の小道も見たい場合は、神田猿楽町1丁目側への寄り道を加えます。最初の訪問であれば、階段・街角・電話・カフェのうち、特に見たいものを優先する方が、慌ただしくなりにくいでしょう。
御茶ノ水駅から女坂までは観光協会の案内で徒歩5分ですが、前述の編集部レポートでは約10分かかっています。駅出口、歩く速さ、道を確認する時間などで差が出るため、5分を到着保証と考えないことが大切です。
神保町駅発なら、電話から女坂へ向かう
出会いの場面を優先する人には、神保町駅から白山通り側の電話候補へ向かい、教会側、カフェ、葵ビル、女坂へ進む案があります。この順番では最後に階段を上り、御茶ノ水駅方面へ向かう組み方ができます。
MAGの案内では、神保町駅から白山通りの電話まで徒歩約3分、トロワバグ ヴェールまで徒歩約8分、女坂まで徒歩約10分です。これらはそれぞれ駅から各地点への目安であり、地点間の所要時間として足し合わせる数値ではありません。
ここは計画で間違えやすいところです。「駅から8分のカフェ」と「駅から10分の階段」の間が2分とは限らず、道路の向きや入口の位置によって歩く距離は変わります。
全体は「移動の実測値」と「確保する時間」を混同しない
今回の資料では、候補地を順につないだ全体の徒歩距離と、区間別の所要時間を裏づけられませんでした。未計測の距離を使って「全長何キロ、何分で一周」と断定することは避けます。
そのうえで筆者なら、カフェ滞在を除く街歩きに、まず90分~2時間の予定枠を確保します。これは検証済みの標準所要時間ではなく、移動、道の確認、見学に余裕を持たせるための計画例です。
例えば、5地点で各5分観察すれば25分、階段と曲がり角にそれぞれ5分追加すれば合計35分になります。そこへ移動や信号待ちが加わるため、見学時間を含めずに帰りの列車を決めると、落ち着いて見られなくなります。
飲食する場合は、さらに休憩用の時間を別に確保し、入店待ちは追加として考えてください。限られた時間で巡るなら、電話2地点の比較や小道への寄り道を省き、女坂と葵ビルを丁寧に見る選択もあります。
細い通路は、地図上でつながって見えても自由に通れるとは限りません。現地の表示と公道を優先し、通り抜けを前提にした近道は組み込まない方が安心です。

レゼ篇の風景は、何を見比べると楽しみが深まる?
筆者は、候補地を「どれだけ似ているか」の一列に並べるより、形、配置、物語の中での役割という三つの視点で見ると、巡礼が深まると考えます。今回の資料比較でも、地点によって根拠の性質が異なりました。
女坂と葵ビルは「形」と「つながり」、電話は「周囲の配置」
女坂で繰り返し取り上げられるのは踊り場を持つ階段、葵ビルでは角のくぼみです。一方、白山通り側の電話では、ボックス単体より柵や交差点との関係が類似の理由として挙げられています。
この違いを踏まえると、観察の仕方も変わります。階段や建物では輪郭を見ることが手がかりになり、電話では少し離れた位置から周囲との関係を見る方が比較しやすいでしょう。
また、個人訪問記は作中のビル名を「翠ビル」と報告しています。これは本記事で本編を独自確認した事実ではありませんが、その報告が正しければ、形状が似ていても名称まで同一とは限らない例になります。
筆者としては、形が対応することと、現実の施設がそのまま物語に登場することを分けて考えるのが妥当だと判断します。現地では「葵ビル」を探し、作品内の文字を目印にしない方が実用的です。
現実の巡回順と、物語の移動順は別に楽しめる
訪問レポートでは、女坂を下って街角やカフェへ向かう歩き方が紹介されています。一方、作品内の階段については、レゼが上る場面として報告されています。
ここから考えたいのは、巡礼で歩きやすい順番が、そのまま登場人物の移動を再現する順番とは限らないことです。階段を下る計画にも、上る計画にも、それぞれ違った見え方があります。
写真の構図を確かめたい日は上部から、移動の感覚を意識したい日は坂下から、と目的を分けるとよいでしょう。筆者は、巡回の効率と作品の追体験を無理に一つにしない方が、自分に合う楽しみ方を選べると考えます。
カフェの開店年だけでは、モデル説を判断できない
トロワバグ ヴェールの開店は2024年ですが、利用している空間には花屋だった時期があります。現在の店舗としての歴史と、建物や内装が存在していた期間は同じではありません。
したがって、「開店が新しいから関係がない」とも、「以前からある空間だから原作のモデルだ」とも言い切れません。原作、映画の背景制作、現在の店舗という三つを分けて考える必要があります。
今後、制作関係者の説明や背景美術の資料が公開されれば、外観、路地、内装のどの要素が参照されたかを検討できます。それまでは、候補店の魅力と作品との関係を切り分ける姿勢が、店にも読者にも誠実だと思います。
巡礼の価値は、モデルだと証明できた地点の数だけでは決まりません。女坂の高低差、曲がり角からの見通し、路地の奥に店がある距離感を知ることで、次に作品を見るときの背景への関心が増すことにも意味があります。
日常の場所として扱うことが、気持ちよい巡礼につながる
電話は利用者を優先し、階段や建物の入口では立ち止まる時間を短くしましょう。花や小物が過去の写真に写っていても、それを常設の目印や、物を置いてよいという合図にしないことが大切です。
カフェでは店の撮影ルールに従い、住居や通行人が写る場合も配慮します。作品を思い出すために訪れた場所が、誰かにとっては毎日の通り道であることを忘れずに楽しみたいところです。
よくある質問
女坂の最寄り駅と出口はどこですか?
千代田区観光協会は、御茶ノ水駅の御茶ノ水橋口、水道橋駅の東口から、それぞれ徒歩5分と案内しています。写真撮影や道の確認を含む時間ではないため、余裕を持って向かってください。
カフェ「二道」は実在する店名ですか?
本記事で実在店として案内している名前は「トロワバグ ヴェール」です。「二道」は作品内のカフェ名で、実在店が公式モデルであるとの認定は今回確認していません。
電話ボックス2地点とカフェは、今も確実に見られますか?
今回の調査では確約できません。電話はNTT東日本の設置場所検索、カフェは公式Instagram「troisbaguesvertes」の最新案内を確認し、見られない場合も女坂や街角を楽しめる計画にしてください。
まとめ
『チェンソーマン レゼ篇』の聖地巡礼は、女坂と葵ビルを軸に、白山通り・神田教会前付近の公衆電話候補、トロワバグ ヴェールを組み合わせると計画しやすくなります。カフェの所在地は神田猿楽町2丁目7-7で、本店や別の住所と混同しないことがポイントです。
公開後の訪問記は、作中の風景を探す手がかりになりますが、現在の設置・営業状況を保証するものではありません。確認できた情報を出発点に、階段の形、街角とのつながり、道路から店までの距離感を自分の目で見つけることが、この街歩きを豊かにしてくれるでしょう。



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