【ワールドトリガー】エネドラの声優は誰？ベテラン古川登志夫が演じる狂気のネイバー

『ワールドトリガー』に登場する近界民（ネイバー）の一人、エネドラは、凶暴で好戦的な性格が印象的なキャラクターです。

その独特な存在感を支えているのが、声を担当しているベテラン声優・古川登志夫さんの演技力です。

この記事では、エネドラのキャラクター性や見どころに加え、古川登志夫さんの代表作や演じる上での魅力についても詳しく解説します！

エネドラとはどんなキャラ？

『ワールドトリガー』に登場するエネドラは、近界（ネイバーフッド）の大国アフトクラトルに属する侵攻部隊の一員です。

彼は黒トリガー使いとしてボーダー本部に襲来し、壮絶な戦闘を繰り広げました。

見た目は白髪に赤い目という異質な風貌で、性格は好戦的かつ短気、仲間であっても平気で口論や衝突を起こすほどの破壊的な存在感を放っています。

近界民（ネイバー）の中でも凶暴で危険な存在

エネドラは、アフトクラトルの黒トリガー部隊の中でも最も好戦的で攻撃的な性格を持っています。

味方の命令に従うことも少なく、気に入らない相手には容赦なく挑発し、自ら前線へ突撃するようなタイプです。

こうした行動は作戦全体のリスクにもつながりますが、圧倒的な戦闘力ゆえに黙認されていたとも言えるでしょう。

黒トリガー「泥の王（ボルボロス）」の使い手

エネドラの使用する黒トリガーは泥の王（ボルボロス）という特殊なトリガーです。

この黒トリガーは、肉体を液状化させることで物理攻撃を無効化し、壁や床をすり抜けるような戦い方が可能になります。

さらに、液状のトリオン体から鋭利な刃を生成して攻撃することもでき、攻防一体の非常に厄介なトリガーです。

この能力を活かし、エネドラはボーダー本部内に侵入し、多くの隊員たちを苦しめました。

エネドラの声優は古川登志夫さん

アニメ『ワールドトリガー』において、エネドラの声を担当しているのはベテラン声優・古川登志夫（ふるかわ としお）さんです。

独特なハスキーさと重みのある声質で、エネドラの狂気や凶暴性、知性を内包した不気味さを見事に演じきっています。

セリフの節々ににじみ出る皮肉や傲慢な態度は、古川さんの演技によってキャラクターに深みを与えています。

声優界のレジェンドが演じる理由

古川登志夫さんといえば、誰もが知るアニメキャラクターを数多く演じてきた声優界の大御所です。

そんな彼がエネドラというキャラクターに起用された理由の一つは、“ただの敵役”に収まらないキャラ性を的確に表現できる技量にあると考えられます。

エネドラは敵キャラでありながら、情緒の振れ幅が大きく、時に冷静で、時に激情的。演技力が試される難役だからこそ、古川さんのような実力派が抜擢されたのです。

エネドラに命を吹き込む独特の表現力

古川さんの演技は、エネドラのセリフに重みと狂気、そしてどこか哀愁をもたらします。

特に、敗北を悟ったあとの皮肉混じりのセリフや、暴れ回るシーンの怒号には、視聴者の記憶に残るほどの迫力が詰まっています。

エネドラというキャラが単なる敵役を超え、印象的な存在となっているのは、まさに古川登志夫さんの名演あってこそと言えるでしょう。

古川登志夫さんの代表キャラクター一覧

エネドラ役で注目を集めた古川登志夫さんは、アニメ界を代表するレジェンド声優の一人です。

彼のキャリアは1970年代から続いており、硬派なキャラから三枚目、熱血漢まで、幅広い演技力で多くの名作に名を刻んできました。

ここでは、古川登志夫さんがこれまでに演じた代表的なキャラクターを紹介します。

ピッコロ（ドラゴンボールシリーズ）

言わずと知れた代表作の一つ。冷静かつ威厳のある声で、ピッコロの内面にある強さと優しさを絶妙に表現。

初登場時は敵役でしたが、後に仲間となる過程で、彼の演技がキャラの変化を自然に伝えています。

諸星あたる（うる星やつら）

ギャグアニメの金字塔『うる星やつら』で演じた三枚目系の主人公・諸星あたるも、古川さんの代表作です。

ナンパで軽薄ながらも憎めないキャラクターを、テンポ良くハイテンションな演技で表現し、多くのファンを魅了しました。

ポートガス・D・エース（ONE PIECE）

『ONE PIECE』に登場するルフィの義兄・エースも古川登志夫さんが担当。

兄としての包容力、仲間への愛情、そして命をかけた壮絶な戦いと別れ――感情の機微をリアルに演じ切る名演技が視聴者の涙を誘いました。

山村ミサオ（名探偵コナン）

お調子者で頼りない刑事・山村ミサオ役でも、古川さんのコミカルな演技力が光っています。

シリアスなキャラだけでなく、こうしたコメディ色の強い役も難なくこなすのが、古川登志夫さんのすごさです。

このように、数多くの名作で重要な役を演じてきた古川登志夫さんだからこそ、エネドラのような狂気と深みを併せ持つキャラにも命を吹き込めるのです。

まとめ｜エネドラの声優・古川登志夫の魅力

『ワールドトリガー』に登場するエネドラは、凶暴で予測不能な行動を取るネイバーでありながら、どこか憎めない魅力を持つキャラクターです。

そんな複雑なキャラを演じたのが、声優界のレジェンド古川登志夫さん。

重厚で存在感のある声、皮肉や狂気を含んだ表現力、そして長年にわたる経験に裏付けられた演技力により、エネドラというキャラに深みとリアリティをもたらしました。

まとめ｜エネドラの声優・古川登志夫の魅力

『ワールドトリガー』に登場する敵キャラクター・エネドラは、その凶暴さと存在感で強烈な印象を残す存在です。

そのキャラクター性を際立たせているのが、ベテラン声優・古川登志夫さんの巧みな演技力です。

ここでは、エネドラというキャラの魅力や、それを支える古川さんの表現力にフォーカスし、アニメをより深く楽しむための視点をお届けします。

エネドラというキャラの魅力を引き立てた声の力

エネドラは、ただの敵役では終わらない感情の振れ幅を持った複雑なキャラクターです。

好戦的なセリフや狂気に満ちた叫び、冷静さを取り戻す瞬間など、声の表現がキャラの奥行きを生み出しています。

そのすべてを余すことなく伝えてくれる古川登志夫さんの演技は、視聴者に強く印象づけられる要素の一つです。

ベテラン声優ならではの演技が生み出す深み

古川さんの魅力は、声一つでキャラクターの背景や感情までも語らせる表現力にあります。

特に、エネドラが追い詰められた時の台詞には、怒りや恐怖だけでなく、プライドや焦燥といった感情が複雑に入り混じっています。

こうした繊細な演技が、エネドラというキャラクターにただの敵以上の深みを与えているのです。