【ヒロアカ】エリちゃんの声優は誰？キャラとの関係も紹介

その小さな体と儚げな雰囲気で、多くの視聴者の心をつかんだ「エリちゃん」。

彼女の魅力を引き出したのは、透明感のある演技で注目を集めた声優・小林星蘭さんの存在です。

この記事では、エリちゃんの声を務めた小林星蘭さんの経歴や演技力に迫りながら、キャラクターとの深い関係性についても詳しくご紹介します。

エリちゃんの声優は小林星蘭さん！

TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第4期から登場する少女キャラクター「壊理（エリ）」。

その繊細で感情豊かな演技で視聴者の心をつかんだのが、子役出身の女優・小林星蘭さんです。

感情の起伏が激しいエリというキャラクターを、見事に表現した声の演技に多くの称賛が集まっています。

小林星蘭さんってどんな人？子役から声優への転身

小林星蘭さんは、2004年9月25日生まれの東京都出身。テアトルアカデミーに所属し、幼少期からテレビCMやドラマ、映画などに多数出演してきました。

代表作には『八日目の蝉』やNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』などがあり、「天才子役」と呼ばれるほどの演技力を誇っていました。

その後もナレーションやバラエティ番組などで活躍の幅を広げ、2018年のアニメ映画『若おかみは小学生！』で主人公・関織子役を演じてアニメファンにも知られる存在に。

本格的なTVアニメ声優としては、ヒロアカのエリ役が初めての挑戦であり、非常に注目されるキャスティングとなりました。

エリちゃん役で注目された理由とファンの声

壊理（エリ）は、作中でも特に感情描写が重要なキャラクターです。

過酷な運命を背負い、感情を抑えて生きてきた少女が、出久やミリオとの出会いによって少しずつ心を開いていく——この繊細な変化を演じるには、高い表現力と感受性が求められました。

小林星蘭さんは、声優経験が少ないながらも「自分なりのエリを全力で演じたい」という意気込みを語っており、その真摯な姿勢が作品にも反映されています。

「まだまだ声優として足りない部分も多いしドキドキしていますが、私なりの壊理ちゃんを全力で表現して、皆様に楽しんでいただけるように頑張ります！」

視聴者からは「声がピッタリ」「泣きそうになる演技だった」「感情がリアルすぎて苦しくなった」といった声がSNSで多く投稿され、小林星蘭さんの演技がエリというキャラクターの魅力をより深めたと言えるでしょう。

子役としての豊富な経験を活かし、感情の機微を声だけで表現できたことが、高評価の理由の一つです。

エリちゃんというキャラクターの魅力とは？

『僕のヒーローアカデミア』第4期に登場する少女・エリ（壊理）は、その可憐な容姿と心に傷を負った過去が、多くの視聴者の感情を揺さぶりました。

彼女の存在は、作品の中でも大きな転機をもたらす重要キャラクターとして描かれています。

ここでは、エリちゃんのプロフィールや、物語の中でどのように成長していったのかを深掘りしていきます。

初登場はいつ？エリちゃんのプロフィール

エリ（壊理）は『僕のヒーローアカデミア』第4期の第66話（アニメ話数）で初登場し、視聴者の注目を一気に集めました。

白い髪と赤い瞳、そして小柄な体に巻かれた包帯がトレードマークの少女で、外見的な印象だけでなく、その境遇も大きな話題を呼びました。

エリは指定ヴィラン団体「死穢八斎會（しえはっさいかい）」の若頭・オーバーホール（治崎廻）によって利用され、極めて過酷な環境下で過ごしていたという設定です。

彼女の“個性”は「巻き戻し（リワインド）」。これは、生物の状態を“前の段階に戻す”という強力な能力で、人間の存在そのものを消すことすら可能な力を持っています。

物語で果たす役割と成長の過程

エリちゃんの物語は、「ヒーローとは何か」を問い直すような、感動的かつ衝撃的なエピソードの連続で展開されます。

彼女は、サー・ナイトアイの事務所でインターン活動を行っていたミリオとデクに出会い、救出作戦の鍵となる存在になります。

特に印象的なのは、オーバーホールとの戦いの最中に、エリが自らの意思でデクの元に飛び込むシーン。

それは、彼女が“ただ守られる存在”から“誰かの力になりたい存在”へと変わった瞬間でした。

エリの成長は、視聴者だけでなく登場人物たちにも深い影響を与え、物語全体に希望の光を灯します。

その後、雄英高校に保護された彼女は、少しずつ笑顔を取り戻し、文化祭のライブシーンではついに笑顔を見せるなど、大きな心の変化が描かれています。

視聴者にとって、エリちゃんは“守られるだけの存在”から“癒しと希望を象徴する存在”へと変わる特別なキャラクターとなりました。

小林星蘭さんの他の出演作品まとめ

エリちゃん役で注目を集めた小林星蘭さんですが、実はそのキャリアは非常に多彩で、声優業だけにとどまりません。

ここでは、彼女の声優としての代表作、そして実写作品やナレーションなど幅広い活動についてご紹介します。

子役時代から培ってきた演技力と表現力が、さまざまなジャンルで活かされています。

声優としての代表作を紹介

小林星蘭さんが本格的に声優として脚光を浴びたのは、2018年公開のアニメ映画『若おかみは小学生！』です。

この作品では主人公・関織子（おっこ）役を務め、子役時代の経験を活かした自然な演技と豊かな感情表現が高く評価されました。

そのほかにも、『スペース☆ダンディ』（エシメ役）、『ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN』（アルテア・グリマーニ役）、『100万の命の上に俺は立っている』（ゲームマスター役）など、ジャンルを問わず活躍しています。

2025年放送予定の『ポケットモンスター』では「タロ」役として出演が発表され、今後の声優活動にも期待が集まっています。

実写・ナレーションなどマルチな活躍

小林星蘭さんは、実写のドラマや映画でも豊富な出演歴があります。

代表作には『八日目の蝉』『名前をなくした女神』『渡る世間は鬼ばかり』『駐在刑事』などがあり、幼い頃から演技力の高さに定評がある実力派女優です。

また、テレビ東京のドラマ『メンタル強め美女白川さん』ではナレーションを担当し、落ち着いた声のトーンが作品を引き立てました。

バラエティ番組『あいつ今何してる？』でもナレーションを務めており、声の表現力はアニメだけでなく、情報番組やドキュメンタリーでも活かされています。

声優・女優・ナレーターという三つの分野で活躍するマルチな才能が、彼女の最大の魅力といえるでしょう。

ヒロアカの他の注目キャラと声優

『僕のヒーローアカデミア』には、エリちゃんだけでなく、個性豊かなキャラクターが多数登場します。

そして彼らを演じる声優陣もまた、アニメ業界を代表する実力派ばかり。

キャラの魅力を引き出す“声の力”が、ヒロアカという作品を名作へと押し上げています。

人気キャラたちの声を演じる実力派声優たち

主人公・緑谷出久（デク）を演じるのは、山下大輝さん。

力強さと繊細さを併せ持つ声で、デクの成長物語を丁寧に表現しています。

爆豪勝己役の岡本信彦さんは、怒りと不器用さを兼ね備えた難しい役どころを見事に演じ、ファンから絶大な支持を集めています。

また、轟焦凍役の梶裕貴さんは、冷静さの裏に秘めた感情を感じさせる演技が光り、キャラクターの深みを倍増させています。

麗日お茶子役の佐倉綾音さんや、飯田天哉役の石川界人さんも含め、声優陣の層の厚さは非常に高いレベルにあります。

声優陣が支えるヒロアカの魅力

『ヒロアカ』のキャラクターたちは、個性（能力）だけでなく、感情や信念の描写が非常に細やかです。

そのため、声優陣の演技力が作品のリアリティと感動を大きく左右します。

例えば、オールマイト役の三宅健太さんは、力強く頼れるヒーロー像と、引退後の人間味ある姿を巧みに演じ分けています。

サー・ナイトアイ役の三木眞一郎さん、通形ミリオ役の新垣樽助さんなど、ベテラン陣の存在感も際立っています。

これほど多彩で実力派揃いの声優陣が集結しているからこそ、ヒロアカは「声で魅せるアニメ」としても高く評価されているのです。

キャラクターの“心の声”がダイレクトに伝わってくる演技は、視聴者にとって大きな没入感を生み出しており、アニメファンからも「声優陣が豪華すぎる」と称される理由がここにあります。

まとめ｜ヒロアカのエリちゃんの声優に関する情報

『僕のヒーローアカデミア』に登場するエリちゃんは、その過酷な運命と心の成長を通じて、多くのファンの心を打つキャラクターです。

そんなエリちゃんを繊細に演じたのが、小林星蘭さんという才能あふれる若手声優であることは、作品の深みを一層高める重要な要素となりました。

本記事では、彼女の声優としての歩みや、エリというキャラの魅力、そしてヒロアカを彩る豪華な声優陣についてもご紹介しました。

小林星蘭さんは子役から声優・ナレーターへと進化を遂げたマルチなタレントであり、今後のさらなる活躍が期待されています。

そして、『ヒロアカ』という作品自体も、声優の力によってキャラクターたちに命が吹き込まれ、視聴者に深い感動を与えていることは間違いありません。

これからも、エリちゃんをはじめとする登場人物たちの声に注目して、作品をより深く楽しんでいきたいですね。