アニメ『氷の城壁』のエンディング曲は?ED情報を詳しく紹介

放課後の無人の学校廊下が氷のような透明な床へ反射し、上下が逆転したように見える青白い夕暮れの情景 氷の城壁

アニメ『氷の城壁』のエンディング曲は、ポルカドットスティングレイの書き下ろし曲「逆様」です。作詞・作曲は雫さん、編曲はポルカドットスティングレイが担当しています。

「逆様」は2026年4月8日に配信リリースされました。この記事では、ED曲の基本情報だけでなく、発表経緯や雫さんの公式コメント、ED映像、『氷の城壁』との関係まで詳しく紹介します。

アニメ『氷の城壁』のエンディング曲「逆様」とは?

アニメ『氷の城壁』のエンディングテーマ「逆様」は、ポルカドットスティングレイが作品のために書き下ろした楽曲です。

作詞・作曲はボーカル&ギターの雫さん、編曲はポルカドットスティングレイ。2026年2月27日にEDテーマへの起用が発表され、4月8日に配信リリースされました。

基本情報を整理すると、次の通りです。

項目内容
楽曲名逆様
アーティストポルカドットスティングレイ
タイアップTVアニメ『氷の城壁』エンディングテーマ
作詞雫
作曲雫
編曲ポルカドットスティングレイ
ED起用発表2026年2月27日
配信リリース2026年4月8日
制作形態『氷の城壁』のための書き下ろし楽曲

ここで特に重要なのが、既存曲をアニメのEDに採用したのではなく、『氷の城壁』のために制作された曲だという点です。

アニメと「逆様」の関係を考えるなら、この「書き下ろし」という事実は外せません。

タイトルやサウンドを作品と重ねて考えることは単なる偶然探しではなく、制作段階から『氷の城壁』という作品が存在したうえで生まれた曲として楽しめるからです。

「アニメ『氷の城壁』のEDは誰が歌っている?」という検索への答えだけなら、ポルカドットスティングレイの「逆様」で完結します。

しかし、この曲にはもう一歩踏み込んで知りたくなる制作背景があります。


「逆様」はなぜ『氷の城壁』に書き下ろされた?雫のコメントを紹介

「逆様」のED起用が発表されたのは、2026年2月27日です。

ポルカドットスティングレイ側の発表では、新曲「逆様」が2026年4月2日からTBS系28局で全国同時放送されるTVアニメ『氷の城壁』のエンディングテーマに決定したことに加え、作品のために書き下ろされた楽曲であることが明らかにされました。

そして、このタイアップを読み解くうえで非常に興味深いのが雫さんのコメントです。

雫さんは原作者・阿賀沢紅茶さんの『氷の城壁』が好きだったことを明かし、アニメ化のニュースを見た段階から気になっていたとコメントしています。

つまり、作品をほとんど知らない状態から依頼を受けて曲を作ったというより、もともと作品に対する思いがあるアーティストによる書き下ろしという背景があるわけです。

さらに雫さんは「逆様」の方向性について、力強さ、ロック、不穏さ、ドラマチックさ、キャッチーさを持った楽曲を目指したことを説明しています。

なかでも注目したいのは、ロックでありながらジャズを思わせる要素を取り入れ、単純にはいかない感触を狙ったという点です。

これは『氷の城壁』との相性を考えるうえで重要でしょう。

『氷の城壁』は、単純に「好きな人と出会って恋をする」という一直線の物語ではありません。

人と接することが苦手な高校生・氷川小雪を中心に、安曇美姫、雨宮湊、日野陽太らの不器用な人間関係や、外から見えている姿と本人が内側に抱えている気持ちの違いが描かれる青春群像劇です。

だからこそ、「一筋縄ではいかない」楽曲を目指したという制作意図は、作品が描く複雑な人間関係と自然に重なります。

筆者としては、ここが「逆様」を理解するうえで最も面白い部分だと感じました。

ただ格好いいロックナンバーをEDに置いたのではなく、『氷の城壁』の登場人物たちのように、一方向から見ただけでは捉えきれない曲を作ろうとしたことが分かるからです。

もちろん、曲のすべてを登場人物や特定の場面と一対一で対応させることはできません。

それでも「逆様」は作品ありきで制作された曲ですから、アニメを見ながらサウンドやタイトルの意味を考える楽しみは十分にあるでしょう。


アニメ『氷の城壁』とは?「逆様」と作品の関係を考える

TVアニメ『氷の城壁』は、阿賀沢紅茶さんの同名漫画を原作とした青春群像劇です。

アニメは2026年4月2日から毎週木曜午後11時56分にTBS系28局で全国同時放送。アニメーション制作はスタジオKAIが担当しています。

物語の中心となるのは、人と接することが苦手で、他人との間に壁を作ってしまう高校生・氷川小雪です。

小雪は幼なじみの安曇美姫以外とは積極的につるまずに過ごしていましたが、そんな彼女の前に距離を縮めてくる雨宮湊が現れます。

さらに、優しく穏やかなバスケ部員・日野陽太も加わり、4人を中心とした人間関係が動いていきます。

主要キャストは、氷川小雪役が永瀬アンナさん、安曇美姫役が和泉風花さん、雨宮湊役が千葉翔也さん、日野陽太役が猪股慧士さんです。

オープニングテーマはNovelbrightの「透明」、そしてエンディングテーマがポルカドットスティングレイの「逆様」となっています。

ここで「氷の城壁」と「逆様」という二つのタイトルを並べると、作品とEDの関係がより興味深く見えてきます。

『氷の城壁』では、人から見えている人物像と、その本人が抱えている本当の感情が必ずしも一致しません。

たとえば小雪の他人と距離を置く態度だけを見れば、周囲からは冷たい人物に映る可能性があります。

しかし「外からどう見えるか」と「本人が何を考えているか」は別の問題です。

これは小雪だけに限定された構造でもありません。

学校で周囲から見られている姿、友人に見せる姿、自分自身しか知らない気持ち。複数の人物を描く群像劇だからこそ、それぞれの「表から見える自分」と「内側にいる自分」が少しずつ浮かび上がってきます。

そう考えると、「逆様」というタイトルは作品との間に面白い接点を作っています。

誰かから見えている自分と本当の自分。

相手について自分が思い込んでいることと、その人自身の気持ち。

同じ関係を別の人物から見たときに生まれる、まったく違う景色。

視点を反転させることで、それまでとは違うものが見えてくる。

筆者としては、ここに『氷の城壁』と「逆様」を一緒に味わう面白さがあると考えています。

これは楽曲タイトルについての筆者の解釈であり、公式がタイトルの意味をこのように限定しているわけではありません。

ただし「逆様」が作品のための書き下ろしであり、雫さん自身が『氷の城壁』を以前から好きだったことを踏まえれば、作品と楽曲を照らし合わせながら聴く価値は大きいでしょう。

※画像はAIによるイメージ

『氷の城壁』ED映像は何を描いている?

「逆様」は楽曲だけでなく、アニメのノンクレジットED映像と合わせて見ることで作品との関係がさらに分かりやすくなります。

『氷の城壁』のノンクレジットED映像は、アニメ放送開始日の2026年4月2日に公開されました。

その映像で焦点を当てられているのが、小雪、美姫、湊、陽太という物語の中心となる4人です。

公式による映像紹介では、4人の内側にある「本当の自分」に焦点を当てたような内容として示されています。

これは「逆様」と『氷の城壁』の関係を考えるうえで、かなり重要な手掛かりです。

単に主要キャラクターを順番に映すだけではなく、外側から見える人物像と、その奥にある本人の姿へ目を向ける構成になっているからです。

『氷の城壁』では、人間関係における「見え方」が大きな意味を持ちます。

自分は相手を理解しているつもりでも、実際には相手の一部分しか見えていないかもしれません。反対に、自分自身も他人から見られている姿と、本当の自分との間に差を感じることがあります。

そこへ「逆様」というタイトルのEDが重なります。

私は、この組み合わせによって「誰かから見えている自分だけが、その人のすべてではない」という作品の面白さが、音楽と映像の両方から強調されているように感じました。

特に群像劇では、視点が変わるだけで同じ出来事の意味が変化します。

ある人物にとっては何気ない言葉でも、別の人物にとっては忘れられない一言になる。誰かが善意で取った行動が、受け取る側には違った意味に映ることもあります。

いわば、一枚のガラスを表側と裏側から見ているようなものです。

「逆様」というタイトルは、そんな『氷の城壁』の構造を想像させる言葉としても機能しているのではないでしょうか。

そして雫さんが語った「一筋縄ではいかない感じ」のサウンドと、4人の内面へ目を向けるED映像。

この二つを合わせて考えると、「逆様」は曲だけで完結するのではなく、ED映像まで含めて『氷の城壁』の世界へ接続するよう設計されたテーマ曲として楽しめます。


「逆様」は2026年4月8日配信、MVも公開

「逆様」は、アニメ初回放送から6日後となる2026年4月8日に配信リリースされました。

リリース日は4月2日に正式発表され、同時にジャケット写真も公開されています。

さらに4月8日午後8時には、「逆様」のMusic Videoがポルカドットスティングレイの公式YouTubeで公開されました。

その後、2026年7月にはTVアニメ『氷の城壁』バージョンのMVも公開されています。

アニメ版MVでは『氷の城壁』との結び付きがより明確になっており、「逆様」をアーティスト側から知った人が作品へ入っていく入口にもなっています。

また、「逆様」のクレジットは作詞・作曲が雫さん、編曲がポルカドットスティングレイです。

アニメ公式の音楽情報でも同じクレジットが確認されており、楽曲の中心となる言葉とメロディーを雫さんが手掛け、バンドとしてサウンドを構築した一曲だと分かります。

「逆様」の歌詞については、著作権の関係からここで転載はしませんが、楽曲全体を通して「自分」と「他者」の関係や、自分自身の内側を意識させる言葉が印象に残ります。

これは『氷の城壁』を見ている人にとって、かなり興味深いポイントでしょう。

誰かの期待に合わせることと、自分自身でいること。

他人から見えている自分と、自分だけが知っている自分。

『氷の城壁』が人物同士の関係を通して掘り下げているテーマと、「逆様」から受け取れるイメージには接点があります。

しかも、これは単に曲名だけを見て連想しているわけではありません。

作品のために書き下ろされたという制作経緯、雫さんが原作を好きだったという背景、そして「一筋縄ではいかない」楽曲を狙ったというコメントまで含めて考えられる点が重要です。

ここまで情報がそろうと、「逆様」というタイトルが付いたロックナンバーが偶然EDに選ばれただけ、とは見え方がかなり変わってきます。

※画像はAIによるイメージ

ポルカドットスティングレイはどんなバンド?過去のアニメ曲も紹介

「逆様」を歌うポルカドットスティングレイは、福岡を拠点に活動を始めた4人組ロックバンドです。

メンバーはボーカル&ギターの雫さん、ギターのエジマハルシさん、ベースのウエムラユウキさん、ドラムのミツヤスカズマさんです。

2017年11月にはフルアルバム『全知全能』でメジャーデビュー。2019年7月には日本武道館でワンマンライブを開催するなど、長く活動を続けてきました。

『氷の城壁』がポルカドットスティングレイにとって初めてのアニメタイアップというわけでもありません。

これまでにも複数のアニメ作品へ楽曲を提供しています。

年楽曲アニメ作品・起用
2018年ラディアン『ラディアン』第1シリーズED
2020年さよならイエロー『あはれ!名作くん』主題歌
2021年青い『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』ED
2025年あのね、『この会社に好きな人がいます』OP
2025年ねてもさめても『ポケットモンスター』「ライジングアゲイン」ED
2026年逆様『氷の城壁』ED

こうして並べてみると、アニメ主題歌の経験を重ねてきたことが分かります。

なかでも「ラディアン」「青い」「ねてもさめても」「逆様」と、エンディングテーマを複数担当している点は興味深いところです。

ただし今回の「逆様」については、過去のタイアップ実績以上に雫さん自身が『氷の城壁』を好きだったうえで書き下ろしたという部分に注目したいところです。

アーティストのキャリアだけを説明すると、「有名なバンドが人気アニメの主題歌を担当した」という話で終わってしまいます。

しかし「逆様」の場合は、原作への思いを持つ作り手がアニメ化に合わせて新曲を制作したという関係があります。

作品の人物像を知った状態で曲を聴く。

曲を聴いてから、もう一度人物の行動を見る。

この往復ができることこそ、書き下ろしアニメソングの面白さでしょう。


「逆様」と『氷の城壁』をどう楽しむ?筆者の考察

ここからは、公式に確認できる情報と分けて筆者としての考察です。

私は「逆様」を『氷の城壁』のEDとして考えたとき、最大のポイントは「反転」よりも「視点の違い」にあるのではないかと感じています。

「逆様」という言葉を聞くと、上下がひっくり返るような分かりやすい反転を最初に想像します。

しかし『氷の城壁』という群像劇に重ねるなら、「正しいものが間違いになる」といった単純な反転よりも、見る側が変わることで同じ人物や出来事が違って見えるという意味で捉えるほうが面白いでしょう。

小雪、美姫、湊、陽太は、それぞれ別の人間です。

自分から見た自分と、友人から見た自分も同じではありません。

これは作品タイトルの「壁」ともつながります。

壁があると、反対側は直接見えません。

こちら側から相手を想像するしかなく、その想像が正しいとは限らない。少しずつ距離が縮まり、壁の向こう側が見えるようになると、それまで抱いていた人物像が変わることがあります。

その意味で、「氷の城壁」と「逆様」は別々の比喩を使いながら、他人を完全には理解できない難しさへ近づいているようにも見えます。

しかも氷は、石の壁とは違います。

透明なら向こう側がぼんやり見える一方、完全には分からない。そして温度が変われば溶けていきます。

これはあくまで作品タイトルから広げた筆者の読み方ですが、人間関係を扱う『氷の城壁』には非常に印象的なモチーフです。

一方の「逆様」には、見慣れたものの方向を変える働きがあります。

同じ景色でも上下を反転させれば違和感が生まれます。同じ人物でも別の視点から見れば、それまで気づかなかった面が浮かび上がります。

ここに、今回のEDならではの面白さがあるのではないでしょうか。

そしてノンクレジットED映像が、小雪たち4人の内面へ目を向ける構成になっていることも、この読み方とよくかみ合います。

筆者としては、「逆様」は本編終了後の余韻を作るだけでなく、本編で見た人物像を別方向から見直す時間を作るEDとして受け取っています。

第1話で抱いた印象と、その人物の事情を知った後に抱く印象。

その変化を経験したあとで再び同じEDを見ると、「逆様」というタイトル自体の受け止め方も変わってくるかもしれません。

これこそ、毎話同じ曲が流れるテレビアニメならではの楽しみ方です。

楽曲が変化するのではなく、物語を知った視聴者の側が変化することで、同じ曲が違って聞こえてくる。

私はそこに「逆様」というEDの強さがあると考えています。

また、雫さんがコメントで示した「ロックなのにジャズっぽい」「一筋縄ではいかない」という方向性にも注目です。

人間関係も、数学の公式のように「こうすれば必ずこうなる」とは決まりません。

近づこうとして逆に距離ができたり、距離を置いたことで相手の大切さに気づいたり、良かれと思った言葉が違った形で届いたりします。

そんな不規則で予測しにくい関係性を描く作品だからこそ、一直線ではない音楽的な感触が似合うのではないでしょうか。

「氷の城壁」「逆様」、そして4人の「本当の自分」に焦点を当てるED映像。

この3つをセットで考えると、今回のエンディングは単なるタイアップ曲というより、アニメのテーマを別の角度から照らすもう一つの表現として楽しめます。


アニメ『氷の城壁』エンディング曲「逆様」まとめ

アニメ『氷の城壁』のエンディングテーマは、ポルカドットスティングレイの「逆様」です。

作詞・作曲は雫さん、編曲はポルカドットスティングレイが担当。2026年2月27日にED起用が発表され、4月8日に配信リリースされました。

そして何より重要なのは、「逆様」が既存曲ではなく『氷の城壁』のために書き下ろされた楽曲であることです。

雫さんは以前から阿賀沢紅茶さんの『氷の城壁』を好きだったことを明かしており、楽曲についてもロック、不穏、ドラマチック、キャッチーといった複数の要素を持たせ、単純ではない曲を目指したことを説明しています。

さらにノンクレジットED映像では、小雪、美姫、湊、陽太の内側にある本当の姿へ目を向けるような構成が採られています。

「氷の城壁」という作品タイトル、「逆様」という曲名、そして他人から見える姿と自分自身の内面。

それぞれを照らし合わせてみると、曲と作品の距離がかなり近いことが見えてきます。

アニメを見始めた段階と、4人のことを深く知った段階では、同じ「逆様」でも違って聞こえるかもしれません。

ぜひ本編だけで再生を止めず、毎話の最後に流れる「逆様」とED映像まで含めて、『氷の城壁』の世界を味わってみてください。


よくある質問

アニメ『氷の城壁』のエンディング曲は何ですか?

アニメ『氷の城壁』のエンディング曲は、ポルカドットスティングレイの「逆様」です。作品のために書き下ろされた楽曲で、2026年4月8日に配信リリースされました。

「逆様」の作詞・作曲は誰ですか?

「逆様」は作詞・作曲をポルカドットスティングレイの雫さん、編曲をポルカドットスティングレイが担当しています。2026年2月27日のEDテーマ発表時に楽曲クレジットも公表されました。

「逆様」は『氷の城壁』のために作られた曲ですか?

はい。「逆様」はTVアニメ『氷の城壁』のエンディングテーマとして書き下ろされた楽曲です。雫さんは原作・阿賀沢紅茶さんの『氷の城壁』が好きだったことも明かしており、作品を意識した制作背景が確認されています。

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